お得と自由を同時に満喫!【車中泊ライフ】が今スマートだ[CORISM] [CORISM]

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【生活・文化】2010/02/26

リーズナブルに旅行を楽しむ「車中泊」が人気だ!!

【軽キャンパー】キャンパーキット ラクネル装着車両(ベース車:ホンダ アクティ)

キャンパーキット ラクネル装着車両(ベース車:ホンダ アクティ)

 高速道路の休日割引を利用して遠くまで出かける人が増えている。ただ、いくら高速代が安くなっても、それなりの所に泊まればお金もかかる。クルマを宿代わりに使う車中泊ならお金をあまりかけずにドライブ旅行が楽しめる。実際、最近では車中泊がブームで、手軽に車中泊ができるスポットも増えつつあるという。
 もちろん費用面だけでなく、宿の予約やチェックインの時間を気にする必要がない手軽さも車中泊の魅力。今回はそんな車中泊にまつわるグッズやショップ、そしてオススメの車中泊スポットを紹介しよう。さらに車中泊ライフを楽しんでいる生のユーザーの声も聞いてみた!!

 一番手軽な車中泊の方法といえば、シートをリクライニングさせて寝る方法がある。ただ、これではきちんと横にはなれないので、逆に疲れてしまう。出先で眠くなって、とりあえず仮眠という程度なら問題はないだろうが、車中泊ライフを楽しむためには、様々な車中泊グッズを揃える必要がある。
 だが本格的なキャンピングカーを買うとなると多額の出費が必要になるし、普段の足としては使いにくくなる。そこでオススメなのが軽自動車の1BOXを、キャンピング仕様にカスタマイズする方法だ。
 今回紹介するキャンパーキットはメティオがリリースしている「ラクネル」というアイテム。これはボディへの加工が不要なキットで、いざ買い取りに出すときのリセールバリュー低下の心配のないのが最大の特徴だ。またキャンパーキットを装着しても積載物扱いとなるため、改造申請は必要ない。
 さらにアルミフレームで強度を確保しつつも軽量に仕上げられており、燃費への悪影響が少ないのも注目のポイントだ。
 このラクネルは、アルミフレームと車種別に専用加工された木材を組み合わせており、軽自動車の1BOXをベースに、収納庫/シンク/排水用ポリタンク/マット/給水タンクといった装備をキット化したもので、価格も工賃込みで39万8000円からとリーズナブル。オプションで照明やサブバッテリー、そしてマルチシェイドなども追加できる。
 展示車はホンダ アクティとスズキ エブリイだが、その他の車種をベースに制作することも可能。ただしベッドサイズの確保を考えると、ベッド長が1.8m以上確保できるクルマがオススメだ。最近は国産ミニバンやメルセデス・ベンツ Vクラスの問い合わせが多いので、順次展開していく予定だという。

【関連リンク】
軽キャンパー「ラクネル」[株式会社メティオ]

【軽キャンパー】キャンパーキット ラクネル 装着例

ベッドなどが設置された「ラクネル」装着例。想像以上に寝心地はいい。ベッド長は1.8m以上確保されているので大人でも十分快適だ。

【軽キャンパー】キャンパーキット ラクネル 室内の様子

昼間はテーブルを設置し、ベッドをソファーのようにしてくつろぐことができる。アレンジ作業は簡単で、大きな力も必要ない。

【軽キャンパー】キャンパーキット ラクネル シンク

スペースが限られる軽自動車だが、シンクや給水タンクなど、車中泊に必要なものは揃っている。冬場はガソリンヒーターも設置可能だ。


【軽キャンパー】キャンパーキット ラクネル 収納スペース

車中泊に必要な小物などを入れられる収納棚も設置されている。車内が散らかることなく整理しておけるので、使い勝手はとてもいい。

【軽キャンパー】キャンパーキット ラクネル 部材

軽量なアルミと木材を組み合わせている。そのため強度も十分確保されており、それでいて重量増による燃費などへの悪影響も少ない。

キャンパーキット ラクネル ゆとりの室内

実際乗り込んでみると、思いのほかゆとりが感じられる室内空間に驚く。

車中泊のおすすめスポット&注意点はコレだ!!

 車中泊が可能な場所だが、きちんとした駐車場があることや、トイレと水道のある場所が基本だ。これらの条件を満たす場所としては全国の道の駅や高速道路のSA/PAなどが代表的。こうした場所には温泉などが併設されている場所もあるので、そういった所を選べば快適な車中泊ライフが楽しめる。
 これらの場所は、基本的には公共のスペースなので他の利用者の迷惑にならないようにしたい。また、夜間などは治安の問題もあるが、週末なら他に車中泊をしている人もいるはずなので、それほど心配はいらないだろう。
 さらに快適な車中泊ライフを送りたいならオートキャンプ場を利用するのもオススメだ。料金はかかってしまうが、安いところなら1000円程度で利用できる場所もある。オートキャンプ場であればトイレや水道が完備されているのはもちろん、電源をとれるところもあるので、かなり優雅に過ごすことが可能だ。

【関連リンク】
道の駅総合サイト
サービスエリア・パーキングエリア情報 「ドラぷら」
社団法人日本オート・キャンプ協会

【車中泊ユーザーレポート 1】愛犬と一緒の旅なら、車中泊が手軽!「三菱 デリカスペースギア/北原さん」

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「2ヶ月に1回ぐらい家族で車中泊をしています。愛犬と一緒に出かけると宿も限られるし、宿泊先を探す手間も省けて時間に縛られないのがメリットです。ETCの休日割引が始まってからは出かけやすくなりました。寝袋やサンシェードなど、必要なものさえ持っていればどこでも寝られる気軽さが魅力です」

【車中泊ユーザーレポート 2】出費も抑えられ、時間にも縛られないから車中泊は楽しい「トヨタ エスティマ ハイブリッド/川邉さん」

出費も抑えられ、時間にも縛られないから車中泊は楽しい「トヨタ エスティマ ハイブリッド/川邉さん」
 「元々、バイクにキャンプ道具を積んで出かけていましたが、事前準備が面倒だったし出費を抑えてドライブを楽しむためにエスティマ ハイブリッドを購入しました。最初は日帰り旅行のつもりだったんですが車中泊の頻度が増え、今ではほぼ毎週道の駅巡りや観光地巡りを楽しんでいます。チェックインなど、時間に縛られない手軽さがいいですね」

(レポート:CORISM編集部

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