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エコカー大王のオススメ! 次にタイヤを換えるなら絶対ECOタイヤ![国沢光宏 コラム]

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【生活・文化】2011/02/22
エコカーの代表格「トヨタ プリウス」には、新車当時からECOタイヤが装着されている

ECOタイヤ、っていったいどんなタイヤ!?

日産の電気自動車「リーフ」[日本・欧州仕様車]に装着されるブリヂストンのECOタイヤ「エコピア EP150」
日産の電気自動車「リーフ」[日本・欧州仕様車]に装着されるブリヂストンのECOタイヤ「エコピア EP150」
 最近『ECOタイヤ』という文字をよく見る。TVのCFでもECOタイヤが登場してます。ブリヂストンやヨコハマ、ダンロップといった大手の一押し商品という感じ。果たしてECOタイヤに交換すると燃費向上効果あるのだろうか? あるとしたらどのくらいなのだろうか? 客観的に評価してみたい。
 まず燃費節約効果だけれど、現在履いているタイヤによって若干状況は変わってくる。例えばプリウス。このクルマ、新車時から装着されているタイヤそのものからしてECO。なんせスタッドレスタイヤに交換すると、簡単に5%以上燃費悪くなってしまう。20km/Lの燃費が19km/Lになるワケ。
 なんでそんな違いになるのか? こらもう簡単。燃費悪いタイヤは漕ぐのにパワーを必要とする空気の足りない自転車に乗っているようなもの。一方、省燃費タイヤは空気をパンパンに張った自転車と同じ。いわゆる「転がり抵抗」の差である。参考までに書いておくと、最も抵抗少ないの、鉄の車輪です。
 プリウスが履いているECOタイヤは驚くほど「転がる」。停車している状態で軽く押せば簡単に動く。か弱い女性でもスルスル動くほど。夏タイヤの場合、スタッドレスタイヤほどじゃないものの、やはり転がり抵抗の差たるや大。したがってプリウスに普通のタイヤを履かせたら、明確に燃費落ちます。

結局どうやって選べばいいの?「ECOタイヤ」

タイ生産のコンパクトカー、日産「マーチ」には台湾メーカー製のタイヤが純正装着されている
タイ生産のコンパクトカー「日産 マーチ」の一部モデルには、台湾メーカー製のタイヤが純正装着されている
 どうやって判断したらいいか? 平成22年1月以降、タイヤのスペックに『ラベリング制度』が取り入れられ「転がり抵抗」と「ウェットグリップ」の2タイプの指針を表示されている。このウチ、転がり抵抗の少ないタイヤを選べばよい。参考までに書いておくと、プリウスの純正は『AAA』級。
 つまりプリウスにAAA級より転がり抵抗の大きいタイヤを履かせたら、必ず燃費落ちることを意味する。AA級なら「気持ち燃費落ちたかな」程度ながら、A級のタイヤだと明らかに悪くなると思う。大雑把に言うと1級差で2%くらいだろうか。燃費の差、当然ながら普通のクルマでも出る。
 ただプリウスほど顕著じゃない。普通のタイヤ(これまでの標準はBランクをイメージしてもらえばよかろう)をAA級に変えて3%の燃費向上といったあたりか。ここまで読んでおそらく「たった3%か」と思うかもしれないが、冷静になって評価してみればけっこう大きい。
 リッター10km/L走るクルマなら、10.3km/Lになるのだから。1万km走行時のガソリン代にして13万5千円vs13万1千円で、4千円も変わってくる。加えて低燃費タイヤの方が寿命も長い。ガソリン代の差だけ計算しても2万4千円。タイヤ寿命1万km伸びたら、それで1万円得する。
 6万kmで3万4千円も節約できるのだから大きい。確かにカー用品店などで急増中のアジア製タイヤは安価。でも燃費や寿命まで考えれば国産のECOタイヤだってコスト的に負けていない。次回タイヤ交換する際はぜひともECOタイヤを検討してみたらいかがだろうか。

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(レポート:国沢 光宏

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