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2016-17 日本カー・オブ・ザ・イヤー決定!
今年のナンバー1は「スバル インプレッサ」! 受賞理由、受賞の秘密も公開!?

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【イベント・モーターショー】2016/12/10

各賞激戦!厳しい戦いを勝ち抜いた6台がコレだ!!

第37回 2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー
一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤー は、2016年12月9日に行われた最終選考会で第37回 2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤーに「スバル インプレッサ」 を選出した。

 また、各賞は
・インポート・カー・オブ・ザ・イヤー「アウディA4シリーズ」
・イノベーション部門賞 「日産セレナ」
・エモーショナル部門賞 「BMW M2クーペ」
・スモールモビリティ部門賞「ダイハツ ムーヴ キャンバス」
・実行委員会特別賞「ホンダNSX」
が選ばれた。

 今回、この最終選考会に参加できた栄えある10ベストカーは、計35台のエントリーから選ばれた10台。この10ベストカーから、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員59名が配点し、2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定した。

第37回 2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカーは以下の通り(順不同)
富士重工業株式会社 【 スバル インプレッサスポーツ/G4 】
トヨタ自動車株式会社 【 トヨタ プリウス 】
本田技研工業株式会社 【 ホンダ フリード/フリード+ 】
日産自動車株式会社 【 ニッサン セレナ 】
●ビー・エム・ダブリュー株式会社【 BMW M2 クーペ 】
●アウディ ジャパン株式会社【 アウディ A4 シリーズ(Sedan/Avant/allroad quattro) 】
●ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社【 ジャガー F-PACE 】
●FCA ジャパン株式会社【 アバルト 124 スパイダー 】
●メルセデス・ベンツ日本株式会社【 メルセデス・ベンツ E クラス 】
●ボルボ・カー・ジャパン株式会社【 ボルボ XC90 】

第37回 2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー「スバル インプレッサ」、スバル13年ぶり2回目の受賞! なんと、1回目のレガシィでもプリウスを破っており、スバルはプリウスキラー!?

スバル インプレッサ
■日本カー・オブ・ザ・イヤー
富士重工業株式会社
「スバル インプレッサスポーツ/G4」

得点:420点

授賞理由:新開発のスバルグローバルプラットフォームなどにより質の高い走行性能を持つととも
に、国産車初の歩行者保護エアバッグ、運転支援システムのアイサイトをはじめとする多くの安全
装備を標準装着するなど世界トップレベルの安全性能も実現したことは見事。さらに200万円を切
る手頃な価格からラインナップしたことも高く評価した。

スバル インプレッサ新車情報・試乗評価一覧へ

 2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤーの争いは、トヨタ プリウスとスバル インプレッサ2強の争いとなった。最終の得点は、インプレッサが420点に対して、プリウスが371点となっており僅差でインプレッサが勝利している。

 プリウスの明暗を分けたのが、選考委員の配点。インプレッサは、59名の選考委員中0点が1名のみ。対してプリウスは、0点が5名にもなってしまった。この0点の数が、大きな差となった。

 スバル インプレッサは、スバルにとって13年ぶり2回目の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞となった。スバルとプリウスには因縁めいたものがあり、スバル レガシィが第24回 2003-2004 日本カー・オブ・ザ・イヤー日本カー・オブ・ザ・イヤーを初受賞した時のライバルも実はプリウスだった。この時も、スバルは2代目プリウスを破り栄冠を手に入れている。

 プリウスは、初代と3代目が日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いている。しかし、日本カー・オブ・ザ・イヤーが取れなかった2代目と4代目のライバルは奇しくもスバルだったのだ。スバルは、まさに日本カー・オブ・ザ・イヤーにとってプリウスキラーとなった。

インポート・カー・オブ・ザ・イヤー「アウディA4シリーズ」 アウディ初受賞! ボルボXC90わずか4点差に泣く!

アウディA4
■インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
アウディ ジャパン株式会社
「A4シリーズ(Sedan / Avant / allroad quattro)」

得点:149点
授賞理由:アウディの中核モデルとして役割を十二分に果たす全体的な完成度の高さを持っている。
ラインナップが豊富で、さらに運転支援システムやコネクティビティ、インフォテイメントシステ
ムなどは最新のものを装備していることも評価した。また、クオリティの高い走行フィールを実現
していることにも好印象を受けた。

アウディA4新車情報・試乗評価一覧へ

 総得点は149点となったアウディA4。本来の実力なら、もっと多くの得点を稼ぐ実力があるモデルだったが、ライバルとなったインプレッサとプリウスがあまりに強すぎた。

 こうなると、配点される点数が少なくなるため、多くの輸入車が混戦状態になっており、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーは近年稀にみる激戦となった。なんと3位のA4が149点に対して、4位のボルボXC90は145点とわずか4点差! さらに、5位のメルセデス・ベンツ Eクラスは114点。6位のアバルト 124スパイダー も107点。そして、7位のジャガー F-PACEは106点と、僅差の接戦となった。

イノベーション部門賞 「日産セレナ」 運転支援技術「プロパイロット」で高評価。ライバル、メルセデス・ベンツEクラスを破った理由とは?

日産セレナ
■イノベーション部門賞
日産自動車株式会社
「セレナ」

授賞理由:比較的手頃な価格により量販されるミニバンにおいて、安全につながる運転支援システム「プロ
パイロット」を搭載したことは、交通事故のない社会を実現するための一歩として大いに評価できる。また、デュアルバックドアやハンズフリースライドドアなどの装備についてもイノベーティブであると判断した。

日産セレナ新車情報・試乗評価一覧へ

 当初から、イノベーション部門賞はセレナとメルセデス・ベンツEクラスの一騎打ちとみられていた。どちらも自動運転技術を応用した運転支援技術をウリにしているモデルだからだ。技術そのもののレベルの高さという点では、車線変更さえも自動化することができたEクラスに軍配が上がる。しかし、今回の評価はより普及できるかどうか、という価格視点の要素が強かったようだ。安価な価格で国内で量販されるクルマかどうかという視点で評価されたようで、セレナは590点満点中、361点を獲得し圧勝。Eクラスは132点となった。

エモーショナル部門賞 「BMW M2クーペ」 過去最高得点で部門賞獲得!

BMW M2クーペ
■ エモーショナル部門賞
ビー・エム・ダブリュー株式会社
「M2クーペ」

授賞理由:コンパクトなFRスポーツモデルとして極めて完成度が高く、ドライビングが楽しいことが大きな
魅力である。レスポンスがよくリニアに吹け上がる3リッター直6 DOHCエンジンの回転フィールは滑らかで
素晴らしく、ステアフィールも絶妙、BMWの「駆けぬける歓び」が100%実現していることを高く評価した。

BMW M2クーペ新車情報・試乗評価一覧へ

 M2クーペは、エモーショナル部門賞設立後、過去最高得点での受賞となった。得点は427点。2位のアバルト124スパイダーが60点なので、圧倒的な大差を付けた。なかでも注目したいのが、選考委員59名のなかで56名が配点したこと。ほぼすべての選考委員が、BMWの駆けぬける歓びを評価したことになる。

スモールモビリティ部門賞  「ダイハツ ムーヴ キャンバス」 ライバル不在での受賞

ダイハツ ムーヴ キャンバス
■ スモールモビリティ部門賞
ダイハツ工業株式会社
「ムーヴ キャンバス」

授賞理由:セミトールボーイでスライドドアを採用するということで、新しい軽自動車 ワゴン像を提案した
点を評価した。さらに内外装のデザインやカラーリングもユニークで非常に魅力的であるし、走行性能につ
いても満足できるレベルだ」。軽自動車の未来へ向けた可能性を広げたという点においても高い評価をした。

ダイハツ ムーヴキャンバス新車情報・試乗評価一覧へ

 10ベストには選ばれなかったダイハツ ムーヴ。部門賞は10ベスト内からではなく、エントリリストの中から選ぶこともできるルールになっていることから、今回スモールモビリティ部門賞の受賞となった。ただ、今回の選考はダイハツにとって非常に有利な展開となった。なんと、燃費不正問題などの理由により辞退したこともあり、ライバル不在のままの投票となった。その結果、59人中41人の選考委員がスモールモビリティ部門賞に相応しいとし受賞した。


実行委員会特別賞 「ホンダNSX」

ホンダNSX
■ 実行委員会特別賞
本田技研工業株式会社
「NSX」

授賞理由:運動性能に優れたハイブリッド スーパースポーツカー として高い完成度を見せた。日本が得意と
するハイブリッド技術で未来のスポーツカー像を提案したことは意義深い。年間販売予定が日本カー・オ
ブ・ザ・イヤーのノミネート基準の500台に満たない100台のため特別賞として記録に留めるべきと判断した。

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 ホンダNSXが実行委員会特別賞になった理由は、年間の販売台数予定が500台に満たないためだ。NSXの価格は2,370万円と高額だが、ハイブリッド機能を使ったあまり例をみないスーパーカーということもあり、日本カー・オブ・ザ・イヤーの歴史に残すべきクルマということで、ほぼすべての実行委員が評価した。

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(レポート:CORISM編集部

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