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トヨタ プレミオ/アリオン新車情報・購入ガイド
まるで別のクルマ? 精悍さと若々しさがプラスされた大胆フェイス変更で、脱・おじいちゃんのクルマ!

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【トヨタ】2016/06/21
トヨタ アリオン

このクラスでは、数少ない5ナンバーサイズサイズの国内専用セダン。ライバル車と比較すると・・・

トヨタ プレミオ/アリオン
アリオンA15“G-plusパッケージ”
 トヨタ は、5ナンバー サイズでセダン であるプレミオ /アリオン をマイナーチェンジし発売を開始した。

 トヨタ プレミオ/アリオンは、1957年に登場したコロナのDNAを受け継いだモデル。2001年にコロナとカリーナの車名が消え、そのセグメントを受け持つようになったのが初代プレミオ/アリオンだ。

 プレミオ/アリオンの特徴は、ほぼ国内専用車であるということ。日本での使い勝手を考え開発されたモデルだ。そのため、ボディサイズは全長4,595×全幅1,695×全高1,475㎜と5ナンバーサイズとなっている。プレミオ/アリオンのライバル車となる、日産シルフィと比較すると全長と全高はそれほど大きく変わらないものの、シルフィの全幅は1,760㎜となっている。プレミオ/アリオンの全幅と比較すると、65㎜もワイドになっている。狭い道が多い日本の道路では、全幅の狭いプレミオ/アリオンの方が使いやすい。これは、シルフィが日本専用車ではなく、世界中で売られているモデルであるためだ。全幅はやや広いシルフィ だが、駐車場などの出し入れ時の使い勝手に影響する最小回転半径は5.2mと、プレミオ/アリオンが5.3mなので、比較すると0.1m小さい。

 プレミオ/アリオンに搭載されるエンジンは、1.5Lと1.8L、そして2.0Lのガソリン車で、3タイプが用意されている。ハイブリッド車 の設定はない。シルフィと比較すると、シルフィは1.8Lのみなので、プレミオ/アリオンのエンジンラインアップは選択肢は豊富ということになる。

 今回のマイナーチェンジでは、外観デザイン中心でパワーユニットは進化していない。2.0Lの出力とトルクは152ps&193Nmで燃費は15.6㎞/L。1.8Lは、143ps&173Nmで燃費は16.4㎞/L。1.5Lは、109ps&136Nmで燃費は19.2㎞/Lとなっている。

 プレミオ/アリオンの燃費値は、それほど良い数値とは言えない。それは、最新の低燃費エンジンではないことや1.8Lや2.0Lエンジン車には、アイドリングストップ機能さえ装備されていないことが理由だ。デザインは一新されたが、トヨタのガソリン車において燃費性能面では、一世代前といった印象だ。
トヨタ プレミオ/アリオン
アリオンA15“G-plusパッケージ”
トヨタ プレミオ/アリオン
プレミオF“EXパッケージ”
トヨタ プレミオ/アリオン
プレミオF“EXパッケージ”
トヨタ プレミオ/アリオン

大幅に若返った外観デザイン! おじいちゃんのクルマから決別か?

トヨタ プレミオ/アリオン
 トヨタ プレミオ/アリオンのマイナーチェンジでは、ハード面はそのままに、スキンチェンジともいえる仕様となっている。

 外観デザインは、まったく違うクルマのようになった。エンブレムさえ見なければ、これがプレミオ/アリオンか? と思うほどの変貌ぶりだ。ややファミリーカー的で優しい顔つきだった従来モデルから、グリルを大きくし、ややツリ目のヘッドライトとすることで、精悍なあふれる鋭い顔つきとなった。押し出し感もあり、ひとクラス上の上級セダンに負けない存在感も出た。

 こうしたデザインにしたには訳がある。クラウン がフルモデルチェンジしたときに、超大型のグリルを装備し迫力あるフェイスになった。デビュー当時こそ賛否両論だったが、結果的に大ヒットした。このデザインにしたこともあり、高齢者が多いクラウン顧客だけでなく従来よりやや若い顧客層が増えたという。このデザインによる顧客層の若返り作戦は、カローラ系 でも行われ、新たな若い顧客層が取れたという。プレミオ/アリオンも、こうした成功事例をもとに大きく変貌したとみられる。

 リヤまわりは、マイナーチェンジ前モデルのテイストを残しながら、高級感がプラスされている。リヤコンビネーションランプは、プレミオにはCの字グラフィックで個性をアピール。また、アリオンは、奥行き感のある造形と6眼のストップランプを採用しスマートで高級感のあるイメージとしている。

 インテリアも随分と変更された。こちらも高級感をよりアップした印象だ。インパネは、センタークラスターからシフトレバー付近までの形状を変更し、一体感のあるシャープなデザインとされた。メーターは一新された。多彩な情報を高解像度で表示する4.2インチカラーTFT液晶を採用。また、照明色・メーター指針を白に統一し、視認性に加え高級感もプラスした。

 内装色は、本革シートにブラウンを採用。より上質で落ち着いた大人のセダンらしいインテリアになった。ファブリックシートは、アイボリーから明るいフラクセンに変更、ブラックに統一した室内とのコントラストで、メリハリのあるモダンなテイストにしながら、より広々とした雰囲気にまとめられている。
トヨタ プレミオ/アリオン
トヨタ プレミオ/アリオン
トヨタ プレミオ/アリオン

残念ながら、歩行者検知式の自動ブレーキは用意されず・・・。サイドエアバッグ関連もオプション・・・

トヨタ プレミオ/アリオン
 機能面で進化した部分は、安全装備だ。ようやくというべきか、トヨタの自動ブレーキであるトヨタ セーフティセンスCがエントリーグレードを除き標準装備化された。すべてのグレードに標準装備化されていない部分はいかにもトヨタらしい設定だ。

 ようやく自動ブレーキ系の安全装備が用意されたが、今となっては物足りない。トヨタ セーフティセンスCは、歩行者検知の自動ブレーキではないからだ。本来ならば、高齢者が多く乗るクルマであるプレミオ/アリオンこそ、高齢者が起こしやすいミスをクルマがフォローしなければならない。歩行者検知式でなければ、歩行者に危害を加えるリスクが減ることがないからだ。ホンダ日産 日産が歩行者検知式の自動ブレーキの設定車種を増やしている。

 そして、微妙なのがサイドエアバッグ&カーテンエアバッグ類の有無だ。プレミオ/アリオンは、カローラ系と比べると上級モデルになる。となると、安全装備などはより強化されているのが普通だ。しかし、プレミオ/アリオンには、サイドエアバッグ&カーテンエアバッグは、すべてオプション装備。対して、ひとつ下のセグメントに位置するカローラ系は全車標準装備。安全思想や装備に関してバラバラな印象が残る。こうした部分はカローラ系の装備を見習ってほしい部分だ。プレミオ/アリオンを購入する場合は、忘れずにサイドエアバッグ&カーテンエアバッグのオプションを選択したい。価格は64,800円だ。

お勧めは、アイドリングストップ機能も装備され燃費もよい1.5L車

トヨタ プレミオ/アリオン
 トヨタ プレミオ/アリオンの価格。プレミオが1,908,655円から。アリオンが1,897,855円からとなった。両車とも安いクルマではなく、最上級グレードになると、なんと270万円弱という価格になる。この価格帯は、ミニバンノアヴォクシープリウス まで買える。

 お勧めは、比較的燃費が良い1.5L車。グレードでは、高級車らしい充実装備のプレミオF“EXパッケージ”2,306,291円とアリオンA15“G-plusパッケージ”2,269,963円だ。夜間より個性的なフェイスとなるBi-Beam LEDヘッドランプやパワーシートなども標準装備化されているので、満足度は高い。

トヨタ プレミオ/アリオン価格

■トヨタ プレミオ価格
<2WD>
・F 1,908,655円 “Lパッケージ”2,097,163円 “EXパッケージ”2,306,291円
・X 2,047,091円 “Lパッケージ” 2,259,163円 “EXパッケージ” 2,528,182円
・G 2,423,127円 “EXパッケージ” 2,686,255円
<4WD>
・X 2,241,491円 “Lパッケージ” 2,453,563円 “EXパッケージ” 2,711,782円

■トヨタ アリオン価格
<2WD>
・A15 1,897,855円 “Gパッケージ” 2,086,363円 “G-plusパッケージ” 2,269,963円
・A18 2,032,363円 “Gパッケージ” 2,239,527円 “G-plusパッケージ” 2,491,855円
・A20 2,404,473円 “G-plusパッケージ” 2,650,909円
<4WD>
・A18 2,226,763円 “Gパッケージ” 2,433,927円 “G-plusパッケージ” 2,675,455円

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(レポート:CORISM編集部

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