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【動画追加】日産GT-Rニスモ(NISMO)新車情報・購入ガイド
NSXよ、早く出てこい! ライバル、GT-Rニスモ2017年モデルが登場!

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【日産】2016/05/29

より、高級感のあるスーパーカーへ深化

日産GT-Rニスモ(NISMO)
 日産は世界最長、最高の難易度を誇るサーキットのひとつとして知られるニュルブルクリンクで「日産GT-Rニスモ(NISMO)」の2017年モデルを初公開した。

 ニュルブルクリンクは、GT-Rが走行性能を磨き、チューニングを行い、開発を実施してきたこだわりの場所だ。2014年モデルであるGT-Rニスモは、2013年9月30日、ドイツニュルブルクリンクサーキットにおいて、7分8秒679記録。このタイムは、GT-R自身が持つベストラップを一気に10秒以上短縮するほどのものだった。

 すでに、2017年モデル標準車のGT-Rは公開済み。GT-Rのデビューは2007年。そろそろ丸9年が経過することになる。GT-Rは年々進化し続けており、480psという出力でデビューし、2017年モデルでは565psまでパワーアップされている。GT-Rニスモは600psという大パワーを誇る。

 標準車がボディ剛性を向上させたように、日産GT-Rニスモも標準車と同様に、フロントエンドの新しいバンパーが特徴。高出力エンジンの冷却性能を向上させるために、開口部は空力性能を悪化させることなく拡大。ダーククローム仕上げのVモーショングリルを配し精悍さをアピールする。

 また、ボンネットのフード剛性は大幅に強化された。これは、GT-Rニスモがサーキット走行が前提ということもあり、超高速域での変形を抑制し、空力性能向上させる必要があるからだ。専用のカーボンファイバー製フロントバンパーは、カーボンファイバーシートを幾層にも重ねて精巧に作り上げることで理想的な強度を実現。両サイドには、スーパーGTマシンのようなカナード形状のデザインが採用され、大きなダウンフォースを発生させている。同時に、ホイールハウス周辺の空気を吸引することで空力性能をさらに向上させた。こうした改良によりGT-Rニスモのボディ形状は、これまでの日産車の中で最大のダウンフォースと、超高速域での優れた安定性を実現した。こうしたボディの変更により、ボディサイズは前モデルに比べ10mmほど全長が伸び4,690㎜となった。

 ボディ剛性の向上により、ショックアブソーバー、スプリング、スタビライザーそれぞれのより突き詰めたセットアップを行うことで、接地性と走行性能が向上。電子制御式のショックアブソーバーであるBilstein Damp Tronicは、複数の車両情報システムを活用することで、路面状況や走行条件に対して適切なサスペンションの減衰力と、様々なドライビングシーンに応じた高レベルのコントロールを可能にするモード設定をもつ。そのショックアブソーバーに、NISMOモデル向けの特別なチューニングを施すことで、出力441kW(600PS)を誇る3.8リッターV6ツインターボエンジンのパワーを更にしっかりと路面に伝えることが可能となった。

 GT-RニスモのVR38DETTエンジンは、世界中のモータースポーツで培ってきたNISMOの経験と技術が生み出している。GT3選手権で使用する高流量、大口径のツインターボチャージャーを搭載するエンジンは、標準モデルと同様に、熟練した匠が専用のクリーンルームで一台一台精巧に組み立てている。エンジンのフロント部分に取り付けられたアルミプレートには、組み立てを担当した「匠」の名前が刻まれている。

 こうした改良によりGT-Rニスモは、全体のバランスを更に向上。コーナーの多い山道でも、サーキットでのレース走行と同じように力強い走りを楽しめるクルマへと深化を遂げた。

 GT-Rニスモと標準車GT-Rの開発責任者であるチーフ・プロダクト・スペシャリストの田村宏志は、GT-Rニスモは、2017年モデルの標準車をベースに、パフォーマンスの向上だけでなく、よりバランスのとれた、全体的に高級感のあるマシンに仕上げたと語る。これは、究極のドライビングプレジャーを常に追求し続けた結果によるものとコメントした。
日産GT-Rニスモ(NISMO)
日産GT-Rニスモ(NISMO)
日産GT-Rニスモ(NISMO)
日産GT-Rニスモ(NISMO)

大幅に変更が加えられたインテリア。出力は600psのまま

日産GT-Rニスモ(NISMO)
 インテリアデザインも標準車と同様に変更が施された。ダッシュボードの上部、ステアリングホイール、センターアームレストには、高品質のアルカンターラレザーを使用。また、センターダッシュボードのレイアウトも刷新。現行モデルでは27個あったナビゲーションやオーディオのスイッチを、2017年モデルではわずか11個にまで削減。ピュアスポーツモデルとしてのシンプルな機能美が魅力的だ。

 また、モニターは8インチに拡大。操作性に優れた大型のアイコンを採用。モニターは、タッチパネル式だが、カーボンファイバー製のセンターコンソールに搭載された新しいディスプレーコマンドコントロールが採用されている。基本的にタッチパネル式は、揺れる車内で的確な操作をするのは難しい。的確な操作がしにくいため、ドライバーは指先を注視してしまい安全性に問題があるからだ。GT-Rニスモは高速域における運転中でも、モニターをタッチすることなく操作が可能としている。また、スポーツドライビングで重要なシートは、赤のアルカンターラを中央部分に使用したレザー仕様のレカロ製カーボンバケットシートが装着されている。

 GT-Rニスモの2017年モデルは、5種類の外装色から選択可能。栃木工場生産され、エンジンは横浜工場で組み立てられている。

 2017年モデルの日産GT-RニスモやGT-Rの標準モデルとも価格や発売時期は未定だ。

 すでに、ライバルとなる新型ホンダNSXが、北米で発売が開始され、2016年年度中には日本での発売も予定されている。それだけに、日産サイドとしては、NSXだけが日本のスーパーカーではないというのをアピールしたかったのだろう。今回のGT-Rの大幅な改良は、ライバルNSXを意識してのことだろう。良きライバルがいるからこそ進化する。2016年は、国産スーパーカーに注目だ。
日産GT-Rニスモ(NISMO)
日産GT-Rニスモ(NISMO)
日産GT-Rニスモ(NISMO)

日産GT-R標準モデル動画

日産GT-R17年モデル 記者発表会動画

日産GT-Rニスモ(NISMO)スペック

日産GT-Rニスモ(NISMO)
■エンジン主要諸元(欧州仕様)
型式 VR38DETT
種類 DOHC
シリンダー数 V型6気筒
総排気量 3.8L
最高出力 441kW(600PS)/6,800RPM
最大トルク 652N・m(66.5kgf・m)/3,600-5,600RPM


主要諸元
全長 4690mm
全幅(ドアミラー除く) 1895mm
全高 1370mm
ホイールベース 2780mm

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(レポート:CORISM編集部

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