CORISMトップ評論家ブログ一覧大岡 智彦 > 視線がイタイ・・・【レクサスLFA試乗記】トヨタ ワクドキ体験会パート1

視線がイタイ・・・【レクサスLFA試乗記】トヨタ ワクドキ体験会パート1

はてなブックマークに追加Googleブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録 2011/09/19
レクサス

右足の我慢が限界! もはや、踏まずにはいられない!!

 トヨタは、ワクドキ体験会というイベントを開催。このイベントは、我々メディアに対し、色々な乗り物に乗って楽しんでもらい、乗り物の楽しさを伝えて欲しいというもの。今回のワクドキ体験会はのメインは新型ボートだったのだが、レクサスLFAの公道試乗もできたのでレポートしたい。

 このレクサスLFAは、トヨタが送り出した世界わずか500台のスーパーカー。日本では165台の販売が予定されていて、価格は3750万円。ヤマハと共同開発した4.5LのV10エンジンを搭載し、最高出力は560馬力。最高速度は325km/hに達するという。

 そんなクルマを、横浜のみなとみらいで試乗した。わずか1時間程度の試乗だ。横浜みなとみらいは、観光地。たくさんの観光客が、街を歩いている。そんな中、レクサスLFAである。とにかく、目立つ。走っていても、信号で停車していても、街の人の視線が釘付け状態。人生の中で、これほど、クルマに乗っていて注目されることはない。残念だったのは、助手席に乗っているのが、同業者の男性だったこと。この組み合わせは、まさに致命的だった。

 そんなことは、さておき、レクサスLFAを街中で走らせることに関しては、少々不安もあった。スーパーカーゆえに、扱いにくいイメージがあったからだ。ところが、さすがトヨタ製。これだけのパフォーマンスをもったクルマなのに、フツーに走ってOK。多少小回りが効かないくらいで、みなとみらいの街を何事もなくスイスイと流して走れた。

 当然、アクセルを踏んでナンボのクルマだ。街乗りはソコソコに、進路は首都高速へ。料金所を過ぎ、前方がある程度ひらけたことを見計らって、全開にしてみた! 「フォオオオーン」と独特の甲高いサウンドを響かせながら、疾走する。制限速度は、ほんの一瞬でオーバーする。これが、レクサスLFAを公道で乗る上でのストレス。ああっ、もっとぉー! と、叫ばずにはいられない。そういえば、テストコースで乗った時のことを思い出した。テストコースでは、この快感が永遠に続く。官能的なLFAサウンドを響かせながら、速度はドンドンと上昇。スピードメーターが軽く260km/hに達しているのを見て、はじめて自分がビックリしてアクセルを戻したほどだ。この気持ちいのいいサウンドと加速を楽しみたくて、ついつい交通量が減るたびに全開にしたくなる。自制心のある右足を持っている人でないと、まさに免許証が何枚あっても足りないだろう。

 と、ドライバーとしてLFAは、最高のスーパーカーだった。だが、助手席に座ると意外とつまらない所が気になり始めた。それは、なんとドライバーがパドルシフトをする時にでる音だ。パドルシフトを操作すると必ず「カチャ」と音がする。ナイフやフォークをぶつけ合うような音だ。運転しているときは、まったく気にならなかったのだが、助手席にいて頻繁にカチャカチャと音がすると、だんだん耳障りになってきたのだ。音に関しては、個人の好き嫌いがあるので、気にならない人もいるかもしれない。

 ところで、最近、カーボンボディのクルマが新聞各紙で話題になっている。LFAのボディはすでに65%がカーボン製だ。これにより、1480kgという車両重量を実現している。軽量化は、運動性能だけでなく、低燃費性能にも大きく貢献する。カーボン素材が、これからどんなふうにクルマに使われていくのか、LFAはそんな未来についても感じさせてくれた。スパーカーには、未来へのヒントも隠されていたのだった。

レクサス LFA
レクサス LFA
レクサス LFA
視線がイタイ・・・【レクサスLFA試乗記】トヨタ ワクドキ体...

【関連記事】

【オススメ記事】

コメント

当方がこのようなスーパーカーなんぞ運転したら恐らく緊張のあまり事故るかもなぁ(苦笑)。
以前、知人の日産GT-Rの助手席に乗った際の事も、緊張しまくりで殆ど覚えてない。
ましてや、2000GTの現代版的なLFAを、ましてや運転ともなればなおさら。。。
スーパーカーの記事で野暮かもしれないけど、個人的には2000GTの再来的「あこがれ」車だけでなく、サイノスやセラの再来的「手軽に楽しめる格安スポーティーカー」も造ってほしいと思ったり。

パート2楽しみにしてます。
by 反感買うのを承知で敢えて反論
2011/09/20 00:11
ありがとうございます。豊田章男さんは、お金持ちなので、まずは自分の目線で、ということなのでしょう。セラなど、ちょっと遊びこころがあるクルマなどは、愛着が湧いてきますよね。
by 大岡
2011/09/20 20:04