上海モーターショーでメルセデスベンツの目玉となるのが、このメルセデスベンツ コンセプト Aクラス。すでに、日本でもメルセデスのエントリーモデルとして人気の高いモデルだ。現行の少しキュートさのあったデザインから、新型のコンセプトAクラスは、メルセデスらしい塊感のあるボリュームたっぷりのイカツイ系だ。ボディはコンパクトでも、迫力は満点だ。
　搭載されるエンジンは、BlueEFFICIENCY（ブルーエフィシェンシー）というメルセデスが定める新環境技術を踏襲した直4の2リッターターボ。210馬力を発揮しツインクラッチ式のミッションを通じて前輪を駆動する。小排気量のターボエンジンとツインクラッチ式ミッションの組み合わせは、VWが先に展開しているTSIと同じコンセプトだ。
　インテリアは、ジェット機のコックピットをイメージさせる。スマートフォン対応のインターフェイスをもち、色々なデジタルライフに対応できるという。