日産スカイライン長期評価レポート Vol.8 日産、スカイラインに絶対の自信!? 「アンチ スカイライン」を掲げる一般人に「文句があるなら、試乗してから言ってみろ!?」【日産スカイライン乗らず嫌い試乗会レポート】 [CORISM]

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2015/02/26

新型スカイラインに不満をもつユーザーと開発陣がガチバトル!「クルマは乗ってみないとわからない。辛口ユーザーの試乗後の評価はどう変わったのか!」

日産スカイライン(SKYLINE)

向かって左から車両実験部テクニカルマイスターの加藤博義氏、スカイラインプロジェクト統括グループ主担の村松友幸氏、スカイラインの開発責任者である長谷川聡氏

 2014年2月より販売開始した新型日産スカイライン 。そのスカイラインに関する記事を日産自動車の公式Facebookに掲載する度に、「高すぎる」、「スカイラインにハイブリッドはいらない」といった辛辣なコメントが多く寄せられています。

 スカイラインは、各世代ごとにファンの想い入れの強いクルマ。新型スカイラインが登場する度に、その想い入れの強さから賛否両論となるのです。ようやく最近になって購入したユーザーからは、ポジティブなコメントが投稿されるようになりましたが、ネガコメはなかなか無くならない状況です。

 そこで、日産自動車の公式ソーシャルネットワークプロジェクトの「にっちゃん」は、ネガコメントを投稿するユーザーに対して新型スカイラインに実際に乗ってもらうイベントを開催しました。

 その名も「スカイライン乗らず嫌い試乗会」! 

 新型スカイラインの試乗前と試乗後で、どのように評価は変わるのかといた狙いです。

 試乗会場は、神奈川県横須賀市追浜にあるグランドライブです。当日は8組のユーザーが招待されました。ユーザーの愛車は、BMWメルセデスベンツレクサス といったスカイラインのライバルに当たるプレミアムブランドをはじめ、エルグランド など日産車まで様々。

 このイベントには、日産 はスカイラインの開発責任者である長谷川聡氏をはじめ、スカイラインプロジェクト統括グループ主担の村松友幸氏、そして車両実験部テクニカルマイスターの加藤博義氏がスタンバイ。メディア向け試乗会と変わらない布陣が、この試乗会に対しての思いが伝わってきます。

 試乗会の内容は、新型スカイラインのセールスポイントである最新の安全装備、2台前の車両の車間・相対速度をミリ波レーダーでモニタリングするPFCW(前方衝突予測警報)。そしてステアリングの動きを電気信号に置き換えて、意のままに快適なハンドリングが得られるダイレクトアダプティブステアリング。世界最速のハイブリッド をアピールするシステム合計268kW(364ps)を誇る3.5LV6エンジン+電気モーターの高いパフォーマンスを味わってもらうという3本立てです。さらに、日産のトップテストドライバーである加藤博義氏がドライブするスカイラインの同乗試乗付きという豪華な内容です。

 試乗前には「価格が高すぎる」「ハイブリッドがスポーティとは思えない」と辛口だったユーザーも「この性能ならこの価格は納得できる」や「ハイブリッドシステムが生み出す圧倒的なパワーに驚きました。ハイブリッドのイメージが変わりました」とポジティブなコメントが多く聞かれました。

 しかし、中には「ダイレクトアダプティブステアリングの感覚に違和感がある」という意見もありました。

 日産自動車としては、このようなイベントを今後も開催して、ユーザーの皆さんの声を聞く機会を増やしていきたいと言います。やはり、クルマは乗ってみないと本当の良さがわからないものだからですね。

日産スカイライン(SKYLINE)

新型スカイラインのプレゼン

日産スカイライン(SKYLINE)

2台前の車両の車間・相対速度をミリ波レーダーでモニタリングするPFCW(前方衝突予測警報)

日産スカイライン(SKYLINE)

日産のトップテストドライバーである加藤博義氏がドライブするスカイラインの同乗試乗

日産スカイライン(SKYLINE)

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