スクープ!6月上旬発表か?どうするフィットHV!! 新型デミオ SKYACTIV搭載で30km/L達成【新型マツダ デミオ新車情報】 [CORISM]

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【マツダ】2011/06/04

 *写真は現行モデル

ディーラーでは、すでに先行受注開始中!? 発売日は6月上旬に決定! 価格は?

SKYACTIVエンジン

SKYACTIVエンジン

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 新型マツダ デミオのマイナーチェンジ日程がだんだん明らかになってきた。6月に入ってから、にわかにディーラーの動きが活発化。水面下ですでに新型デミオの商談を始めているという。そして、その気になる発表日は、6月上旬だという。
 新型デミオのマイナーチェンジでは、すでに話題のSKYACTIV が搭載される。新型デミオに世界初で搭載される1.3リッターエンジンは、すでにレポートしているように10・15モード燃費で30km/lをクリアしている。このSKYACTIVガソリンエンジンは、異例なほどの高圧縮比14.0を誇り、低燃費に大きく貢献。当然、マツダ のアイドリングストップシステムi-STOPも装備されての燃費だ。現在のラインアップでは、ミラーサイクルエンジンを搭載した13C-Vが23.0km/lなので、約30%もの燃費改善になる。
 気になる価格は、不明。新開発のSKYACTIVエンジンとはいえ、既存のガソリン車と基本は同じなので、大幅に高額になることは考えにくい。そう考えると、ライバルとなるフィット13G スマートセレクションの価格が135万円。そう考えると、新型デミオの価格も135万円前後ではないかと予想できる。もちろん、SKYACTIVエンジン搭載車は、トップグレードとなる可能性が高いので、装備の充実も期待できる。

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ガソリンエンジンで30km/lなら、ハイブリッドで同じ燃費のフィット・ハイブリッドの立場は?

フィット・ハイブリッド

 フィット・ハイブリッド

 30km/lという低燃費。これがSKYACTIVエンジンの実力だが、自動車業界に大きな波紋を投げかけることになる。30km/lという燃費は、ライバルであるフィット・ハイブリッドに対しガソリンエンジンだけで同じ燃費を達成してしまったからだ。つまり、デミオはモーターと電池無しに同じ燃費を実現してしまったことになる。
 単純に数値比較だけだと、
フィット・ハイブリッド は分が悪い。モーターやバッテリーを余分に積んでいるということになる。新型デミオから見れば、無駄に重いものをたくさん積み価格も高くなっているということになる。それだけではない、モーターやバッテリーは当然、生産時にCO2を排出する。つまり、必要のないものを作りCO2を排出しているということになってしまうのだ。
 フィット・ハイブリッドの価格も微妙になってくる。フィット・ハイブリッドの価格は159万円。新型デミオとの価格差は20万円前後となると予想される。燃費で価格差を埋めることができないので、特別な理由がなければフィット・ハイブリッドを選ぶ理由が無くなってしまうのだ。
 とくに、コンパクトカー は安くて燃費がよく、装備も充実でいいクルマであること、という厳しい条件で戦っている。ハイブリッド 車だからといって、うかうかできない状態になってきたようだ。

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フィット・ハイブリッドも、さらなる燃費アップの可能性とヴィッツ級ハイブリッドの存在

プリウスC

40km/lを超えるというプリウスC

 まぁ、フィット・ハイブリッドの危機感を書いてきたわけだが、ホンダが黙って見ているわけがない。6月16日に発表されるフィット・シャトル・ハイブリッド(ワゴン) は、フィット・ハイブリッドより約70Kg重い。だが、細かい技術を積み重ね、重くてもフィット・ハイブリッドと同じ30km/lという燃費を出している。つまり、このシステムを使えば、軽いフィット・ハイブリッドは30km/lを超えてくるということになる。あとは、デミオのSKYACTIV に対して、どれだけ差を付けられるのか? と、いうことが今後の注目だ。
 さらに、期待したいのがトヨタヴィッツ級ハイブリッド の存在だ。一説には40km/lという噂が流れているが・・・。フィット・ハイブリッドの燃費改善は、ヴィッツ級ハイブリッドの燃費を意識しての改善が施されているはずだ。
 コンパクトカーの燃費戦争は、予断を許さない。

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(レポート:CORISM編集部

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