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2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー決定!
ボルボXC60が初の栄冠! トヨタハイブリッド車1000万台、インディ500日本人初優勝の佐藤琢磨も特別賞に!

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【event】2017/12/14

■稀にみる大接戦を制したのは「ボルボXC60」!激戦の訳とは?

日本カー・オブ・ザ・イヤー
 2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定した。今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは、10ベスト選考から激戦必須とみられていた。

 日産とスバルが完成検査不正問題で、エントリーを辞退。日産からエントリー予定だった電気自動車リーフは、日本カー・オブ・ザ・イヤーを争う一角とされていただけに、リーフに入る予定だった点がどの車種に流れるかが注目されていた。

 また、今年は圧倒的な実力車というモデルがあるというよりは、10ベストカーすべてが高いレベルにまとめられていたことも、接戦の大きな理由でもある。

 そんな大接戦を制したのがボルボXC60だ。ボルボとしては、初の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞となる。さらに、国産車を抑え日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したモデルは、フォルクスワーゲン ゴルフ以来2台目という快挙となった。

 受賞得点は、294点。2位となったBMW5シリーズが、242点。3位のトヨタ カムリが232点。4位のスズキ スイフトが210点と、1位から4位までが200点台という超接戦だった。

 前年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したスバル インプレッサは、420点を獲得。2位のトヨタ プリウスは371点。昨年では、2位でも371点という高得点を獲得していることから、いかに今年が激戦だったかが分かる。

■ボルボXC60受賞ポイントは?

ボルボXC60
<授賞理由>

 扱いやすい手頃なサイズのボディに現代のSUVに求められる快適性、機能性、運転の楽しさなどの要素を高い次元でバランスさせた。そして、いかにも北欧デザインと感じさせる美しい内外装と、そのクオリティの高さは見事。さらにボルボらしい安全装備の充実ぶりも素晴らしい。また、プラグインハイブリッドを含む豊富なパワートレーンを用意したことも高く評価した。


<ボルボXC60に10点を入れた選考委員 藤島知子のコメント>

 現実に起こる事故被害を見据えて、いつの時代も安全への取り組みに弛まぬ努力を続けてきたボルボ。XC60はフラッグシップの90シリーズから受け継いだ予防安全機能に加えて、ドライブの負担を減らす運転支援機能を全車に標準装備してきたことに志の高さが伺える。

 見る人の心を捉えるのは、北欧の風を感じさせるスカンジナビア・デザイン。計算されたフォルムで描かれたエクステリアの佇まいも美しいが、レザーや木目を効果的にあしらったインテリアのしつらえ、ホームタウンであるイェーテボリのコンサートホールの音響を再現するオーディオシステムも心を躍らせる装備の一つ。ストレスの少ないドライブ環境は大切な人と過ごす時間を充実したものに変えてくれるだろう。

 プラグイン・ハイブリッド仕様の「T8」は、単に低燃費で高い次元の快適性をもたらすだけでなく、「静」と「動」の二面性にドキドキさせられてしまった。


<得点傾向>

 満点となる10点を獲得した数は、カムリに負けている。それでも、ナンバー1になれたのは、0点を付けた選考委員が少なく、まんべんなく高得点を獲得したことが勝因。カムリは逆に、10点こそXC60に勝ったものの0点も多かったことが敗因となった。
ボルボXC60
ボルボXC60
ボルボXC60

■イノベーション部門賞は「トヨタ プリウスPHV」

トヨタ プリウスPHV
<授賞理由>

 クルマの電動化という流れの中で、PHVのメリットを最大限に実現した。多くのメーカーによるPHVが1モーターであるのに対してプリウスPHVは2モーターを採用し、それを巧みに制御することであらゆる領域で低燃費を維持する。さらに、ソーラー充電の本格的な実用化などもイノベーティブであると判断した。


<得点傾向>

 プリウスPHVは、206点を獲得。2位にはメルセデス・ベンツSクラスが90点を獲得。プリウスPHVの圧勝だった。Sクラスは、1,000万円を超える高額車。高級車なので、優れたテクノロジーが採用されるのは、ある意味当然のこと。こうした部分もマイナス要因になったようだ。

■エモーショナル部門賞は「レクサスLC」

レクサスLC
<授賞理由>

 見る者に大きなインパクトを与えるダイナミックで美しく独創的なスタイリング。さらに、マルチステージハイブリッド車、5L V8エンジン車ともにドライビングの楽しさに満ちあふれている点などから、レクサスブランドを牽引するにふさわしい、もっともエモーショナルなモデルであると高く評価した。


<得点傾向>

 レクサスLCは288点を獲得。2位となったアルファロメ ジュリアは193点となった。エモーショナルという賞のイメージ的には、クーペのLCがやはり有利となった。ジュリアは、保守的なセダンであることを考えると、かなり高く評価されたといってもいいだろう。

■スモールモビリティ部門賞は「ホンダN-BOX」

ホンダN-BOX
<授賞理由>

 プラットフォームとパワートレーンを一新するなどで、軽自動車規格の中で最大級のキャビンを確保、機能的で使い勝手のいいスペースを実現。また、走りは軽快で上質なハンドリングには安心感がある。さらに安全運転支援システムの“ホンダセンシング”を全グレードに標準装備した点も大いに評価した。


<得点傾向>

 ホンダN-BOXは、まさに圧勝といえる467点を獲得。2位のミラ イースは77点となった。軽自動車のスタンダードともいえるワゴンRでさえ46点しか獲得することができないほど。新車販売台数でもナンバー1であるN-BOXの実力がここでも発揮されたことになる。
ホンダN-BOX
ホンダN-BOX
ホンダN-BOX

■日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞は「トヨタ、ハイブリッド車の世界累計販売が1000万台突破」

初代トヨタ プリウス
初代トヨタ プリウスと代表取締役会長 内山田 竹志さん
<授賞理由>

 トヨタ自動車は1997年に世界初の量産ハイブリッド車であるプリウスを発売して以来、2017年1月までの約20年間に世界で累計1000万台のハイブリッド車を販売。これによる地球環境改善への貢献は大きく、さらに世界の自動車メーカーへ影響を与えて環境対応車の普及を促した。以上の点を高く評価した。

■日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞は「佐藤 琢磨さん」インディアナポリス500マイルレースで日本人初の優勝

佐藤琢磨
<授賞理由>
 2017年5月、世界三大レースのひとつに数えられる「インディアナポリス500マイルレース」にアンドレッティオートスポーツからエントリー。ダラーラDW12ホンダを駆って、日本人初の優勝という快挙を成し遂げた。この偉業を高く評価して、日本の自動車史に大きく記録しておくべきであると判断した。

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(レポート:CORISM編集部

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