BMW3シリーズセダン新車情報・購入ガイド 約18万円分の装備アップで、価格据え置き! ライバルの迎撃態勢完了!! [CORISM]

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【BMW】2014/05/26

お買い得な設定には「ワケ」がある!?

BMW3シリーズセダン
 BMW は、主力セダンであるBMW3シリーズ セダン に、特別パッケージ「スマート・クルーズ」を設定し発売を開始した。

 BMW3シリーズは、2012年1月に日本デビューした。当初はガソリンエンジンだけだったが、短期間にクリーンディーゼルハイブリッド モデルも投入した。国内で売られているクルマの中で、当時唯一3タイプのパワーユニットを用意。BMWの日本マーケットへのやる気を感じさせた。また、欧州では1,800㎜をオーバーするボディサイズをもっているのだが、国内の多くの立体駐車場の制限となる1,800mmに対応するために、ボディサイズを日本用に1,800㎜にした。さらに、日本のETCに対応するためETC車載器内蔵のルームミラーも用意された。ハードだけでなく、日本マーケットに最適化する姿勢なども含め高く評価され、日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している人気モデルだ。

 今回BMW3シリーズセダンに投入された特別パッケージ「スマート・クルーズ」は、「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」、および、「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」といった機能をセットにしたものだ。

 BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアムは、車載の通信モジュールを利用。コールセンターのオペレーターによる目的地の検索や設定。エアバッグが開いてしまったときなどの大きな事故時には、自動でSOSコールを発信する。さらに、車両の整備情報も自動的にディーラーへ通知し、必要なメンテナンスを適切なタイミングで受けることができるようになる。また、スマートフォンを利用して遠隔操作も可能。半径1.5㎞圏内の車両位置を地図上で確認したり、夜間の大きな駐車場ではヘッドライトを点灯させ自車位置を分かりやすくすることも可能だ。こういった機能が3年間使えるようになる。

 そして、多くのシーンで活躍してくれるのがアクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)だ。ミリ波レーダー・センサーを使い、前方の車両との車間距離測定。一定の車間を維持しながら加減速を行い、低速走行時には車両停止まで制御する。交通量が多く、一定の速度で走れない状況の高速道路などでは、疲労低減に貢献してくれる機能。

 また、全モデルに標準装備されているカメラベースの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」に加え、ミリ波レーダー・センサーを使ったアクティブ・クルーズ・コントロールの装備追加によって、前方の車両に対してより検知範囲が広がり安全性能もアップする。MT車は比装着となっている。

 BMW3シリーズセダンに設定されたスマート・クルーズ。これらの装備は、約18万円相当だという。この装備をなんと、基本のベースモデルから価格据え置きで装着可能。モデル末期ならともかく、2012年にデビューしたまだ新しいモデルなのに、BMWもなかなか太っ腹だ。

 BMWも理由なしに太っ腹な訳ではない。今回、こうしたお買い得な設定にしたのには、それなりの理由がある。2014年夏頃には、BMW3シリーズの最大のライバルとなるメルセデス・ベンツ Cクラス がフルモデルチェンジし国内に投入される予定だからだ。BMWとしては、6~7月の需要期に、スマート・クルーズでお買い得感を訴求し、このクラスの需要をメルセデス・ベンツCクラスに取られる前に少しでも先取りしたい狙いがある。

 最初からBMW3シリーズの購入を考えている人には、まさに大チャンスと言える時期が到来したといえる。BMWは徹底してCクラスに対抗するので、値引きを含めかなりお買い得な見積りがでる可能性が高い。しっかりとCクラスと競合させていい条件を引き出したい。

BMW3シリーズセダン
BMW3シリーズセダン
BMW3シリーズセダン

BMW3シリーズセダン

BMW320iセダンシリーズ価格、スペック

■BMW320iセダンシリーズ価格
・320i 8速AT 4,770,000円
・320i Sport/Modern/Luxury 8速AT 4,980,000円
・320i M Sport 8速スポーツAT 5,220,000円
・その他、320i 6MT 4,660,000円~アクティブハイブリッド3 M Sport 7,790,000円

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(レポート:CORISM編集部

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