年末年始は「GT5」三昧! 〜GRAN TURISMO(グランツーリスモ) 5で世界のサーキットをシュミレーションする〜 [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【エンタメ】2010/12/29

我が家の「GRAN TURISMO(グランツーリスモ) 5」用"マシン"はこちら!
グランツーリスモのロゴ付きスパルコのバケットシート、ロジクール製のG25 レーシングホイール(ステアリング・コントローラー)、極めつけはゲーム専用に買った32インチ液晶TV!

我が家の"マシン"は本格派なのだ!

西仙台のコースを(ホンモノの!)GT-Rで攻める筆者

西仙台のコースを(ホンモノの!)GT-Rで攻める筆者

 待ちに待ったプレステ3用のレースゲームソフト、グランツーリスモ5(以下GT5)が我が家にやってきた。クルマ好き、ゲーム好きにはGT5についての説明は不要だろう。車種は1000種類以上、28コース(一部天候変化あり)を収録し自宅で世界各地のサーキットをお気に入りの車で走れるようになったのは凄い事である。
 自宅のGT5環境は、グランツーリスモのロゴ付きスパルコのバケットシートにロジクール製のG25 レーシングホイール(ステアリング・コントローラー)、ゲーム専用32インチ液晶TV。私はゲーマーではないが、レースゲームは手でコントローラーを持ってする気にはなれなく、ステアリング・コントローラーを何度か買い換えてきた。現在使用しているG25(数年前に購入した)はクラッチペダルがあり、パドルシフトと6速シフトレバーの両方が付いている。ステアリングは革巻きの小径ホイールで、モーターが付いていて車の動きに応じて手応えを変化させる。

ニュルへも走りにゆく筆者いわく「本物より、ゲームの方がむずかしい」

息子もレーシングスーツ着て参戦!

息子もレーシングスーツ着て参戦!

 GT5で試乗(?)したコースは本物でも走行経験がある鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、筑波サーキット、そしてニュルブルクリンク。車はカプチーノや日産GT-R、そしてメルセデス300SLクーペ。
 GT5第一印象は、画像が前作に比べてまた綺麗になり実写と見間違う程になったが、操作感は前作までのGTとはあまり変わらない。ニュルブルクリンクでの走行は古いメルセデス(300SLクーペ)。本物と同様にコース幅が狭く、丁寧にハンドルを操作しないと直ぐにコースアウトしてしまう。1周するのにハンドルを握る手に汗をかいてしまった。
 ターン・インではオーバースピードに注意しながらハンドルに頼った操作をしないとアンダーが出てしまう。出口ではハンドルの向いている方向だけ注意すれば本物よりアクセルを早めに踏める。また何でもないストレートでもしっかりハンドルを握っていないとコース外に出そうになる。さすがに、ジャンピング・ポイントではジャンプしているような感覚にはならないが・・・。自分の思うように車を操作出来ないので本物以上にGT5でのニュルブルクリンクは難しい。
 一方、日産GT-Rでの鈴鹿サーキットや富士スピードウェイではもう少し楽である。両コースともストレートからブレーキを踏んで第一コーナーに進入するのはGT-Rを操っているような気分になる。特に筑波サーキットでのバックストレートから最終コーナーなど、私が記憶している筑波サーキットをGT-Rで走っている感覚に近かった。

 本物とゲームはやっぱり違う。ニュルブルクリンクの様な難しいコースは両者の隔たりはまだまだ大きい。しかし国内のコースに関しては10年前には想像出来なかった位に本物に近づいている。初めて走るコースでは良い練習になるだろう。ただゲームで速くて走れても本物とは動きも異なるので勘違いは禁物。レーシングドライバーがゲームで遅いのは、本物とは違うからである。

ニュルブルクリンクを疾走する日産 GT-R[Photo:日産自動車]

ニュルブルクリンクを疾走する(ホンモノの)日産 GT-R[Photo:日産自動車]
筆者の丸山 和敏氏は、年に数回ニュルにも行くほどの生粋の"走り屋"なのだ。彼をも唸らす「GT5」のリアルさは、モータースポーツファンならずとも一度味わう価値あり!

【関連記事】

(レポート:丸山 和敏

【オススメ記事】