新プジョーデザインにプチ整形マイナーチェンジ【プジョー308新車情報】 [CORISM]

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【プジョー】2011/06/28

スッキリ顔の新プジョーデザイン

プジョー308
 プジョー・シトロエン・ジャポンは、ミディアムモデル「308」シリーズのマイナーチェンジを実施、内外装の装備を一新するとともに、ラインアップの見直しを図り、7月1日(金)より販売を開始する。

 今回のマイナーチェンジでは、主にエクステリアがプジョーの新デザインに変更された。このデザインは、ブランド創業200周年に発表されたコンセプトカー「SR1」で提示されたものがベースになっている。 エクステリアデザインは、フロントエアインテーク部に、新デザインの象徴である“フローティンググリル”を採用。また、フロントボンネット上のノーズの張り出しが抑えられ、鋭角的で切れ上がったヘッドランプユニットがフェイスデザイン全体に調和し、穏やかなデザインへと変更された。今までのデザインは、良くも悪くもアクが強くコッテリとした雰囲気にまとめられていたのに対し、今回のマイナーチェンジでは、スッキリとした顔つきに変化。クリーンなイメージがより強くなったので、幅の広い人に受け入れられやすくなったのではないだろうか。

 さらに、LEDポジションランプがフォグランプのデザインと一体化するようなデザインで追加された。もはや、LED無しにオリジナリティある顔を作るのは不可能ともいわれるくらいの大流行。なぜかLEDの輝きは、プレミアム度がアップしたかのように見えるのも特徴だ。

 リアデザインは、5ドアハッチバックモデルにリアゲートに水平なクロームラインを追加。また、プジョーのレタリングをライオンエンブレムの下に配置。さらに、リアバンパーは、ライセンスプレートの両サイドにディフューザー風のデザインを採用した。スポーティな雰囲気をさらにアップさせるために、従来は上級機種「Cielo」のみに装備されていたスポーツリアバンパーを全グレードに標準設定。

ブランド勝負の高い輸入車は売れない時代に対応した戦略的価格

プジョー308
 一昔前のように、ブランドだけで高級輸入車が売れる時代は終わっている。自分の価値観とニーズでブランドを選ぶ時代だから、無駄に高いと当然売れない。某高級車メーカーも、CMで価格訴求するほどだ。プジョーも同様。この価格でプジョーが買えるのか? と、思わせる戦略的価格が308Styleの 2,540,000 円という価格。この価格で、見込み客をお店へと足を運ばせる作戦だ。そんなこともあり、クーペ・カブリオレタイプの「308CC」にエントリーモデルとしてファブリックシートを採用した「308CC Premium」を追加導入。

 また、一部機種については価格の見直しを行い、最大5.7%の値下げを実施した。新「308」シリーズの車両本体価格は、新規追加モデル「308CC Premium」が、399万円、上級機種「CC Griffe(インテグラル・レザー内装/受注生産)」が現行モデルより20万円安い440万円、5ドアハッチバックモデルで上級機種の「Cielo(レザー内装:受注生産)」は、現行モデルより20万円安い329万円、ステーションワゴン「SW Premium(レザー内装/受注生産)」は、現行モデルより6万円安い349万円とした。他ラインアップの価格は、装備を充実させながら、全て現行モデル価格の据え置きとなっており、買い得感はある。

<追加装備>
・LEDポジションランプ
・5ドアハッチバックモデルに搭載されるスポーツタイプ・リアバンパー
・新デザインのアロイホイール 2種類追加 (他3種のアロイホイールと合わせ、計5種類のアロイホイールを設定)
・革巻きステアリングホイール、シャイニーブラックセンターコンソールパネル (Cielo、SW Premiumレザーパッケージ)
・照明付バニティミラー、アンビエンスランプ(Style、SW Premium)
・ハーフレザー(Cielo)
・「CC」シリーズにバイキセノン・ディレクショナルヘッドライト

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プジョー308オフィシャルサイト

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(レポート:大岡 智彦

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