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フィアット500新車情報・購入ガイド
500じゃなきゃできない? デビューから8年で初のマイナーチェンジ!

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【フィアット】2016/01/29

8年で初のマイナーチェンジながら、変更内容はまさかの年次改良並み!? フィアット恐るべし!

フィアット500
 フィアット は、人気コンパクトカー のフィアット500をマイナーチェンジし発売を開始した。

 フィアット500は、2008年に日本デビューした。すでに8年が経過しているモデル。2011年には、世界的にも例をみない直列2気筒ターボという875㏄のツインエアを投入。まるでオートバイのようなエンジンで、今時のクルマとは思えないほどの振動を伴うユニークさを誇った。ある意味、これがマーケットに許されたというより、さらにフィアット500のユニークさを際立たせた。

 すでに、完全にモデル末期といえる状況ではあるものの、未だ国内フィアットの販売台数を支えているモデル。2015年のフィアットブランドは、約6,000台を販売。同様に年間約5,000台の販売で、日本は閉鎖的なマーケットとして撤退することの決まったフォード とは、さほど販売台数に差がある訳ではない。フィアット500は、季節感にあった特別仕様車など、こまめに日本マーケットにあったモデルを投入。地道に売り続けることが重要であることを明確にしている。

 こうした地道な販売ができたのも、フィアット500の優れたデザイン力によるものが大きい。初のマイナーチェンジというのも、デザインの完成度の高さの表れでもある。それはともかく、8年間放置というのもフィアット恐るべしでもある。

 今回のマイナーチェンジでは、外観とインテリアの変更が行われている。しかし、その変更内容は微小でオーナーでないと分からないほど。それほど、デビュー当時からのデザインにこだわりをもっている。

<外観デザインの変更点>
・ヘッドランプの形状をプロジェクタータイプに変更(Pop のみ、Lounge は変更なし)
・テールランプの形状を変更。ランプ中央部はボディ同色
・フロントバンパーの形状を変更。 フィアットロゴが施されたクロームモール下に横長のモールを追加、バンパー下部の形状を変更
・リアバンパーの形状を変更。これまでテールランプに組み込まれていたバックランプとリアフォグランプを、下部の モールに移設
・TwinAir Lounge のホイールをより高級感のあるデザインに変更

 全体的に、それほど大きな違いも無く、すぐに分かるのは横長のモール程度といった印象。ヘッドライトもプロジェクタータイプに変更されたことにより、クリッとした可愛らしさが強調された。

<インテリアの変更点>
・ステアリングホイールのデザインが変更され、オーディオおよびハンズフリーのコントロール機能を追加
・ドリンクホルダーを改良。 ホルダーの内側にラバーサポートを装着することでドリンクの保持機能を改善
・グローブボックスを新たに装着
・シートをよりファショナブルなデザインに変更

 インテリアの変更点は、デザインというより主に使い勝手面の向上といったところ。こちらも外観デザイン同様に、デビュー当時からのデザインを継承している。

 また、フィアット500の魅力のひとつボディカラーも変更された。これまで限定車のみに設定していたミント グリーンとカントリーポリタン イエローを新たに加え、ボサノバ ホワイト、パソドブレ レッド、アイス ホワイト、ブルー ヴォラーレの全6色となった。

 フィアット500の価格は、1.2 Popが1,998,000円と変化はないが、その他の車種では若干価格がアップしている。

 フィアット500の選び方。基本的に1.2L直4エンジンのポップ、もしくは875㏄の直2ターボのツインエア、どちらかのエンジンを選択することになる。元気よくグイグイと走らせたい場合は、ツインエアがお勧めだ。しかし、このエンジンは、随分良くなったとはいえ、国産やドイツ系コンパクトカーと比べると、ビックリするくらい大きな振動と騒音を感じる。1.2Lは、パワフルさこそないものの標準的なクルマに近い。ミッションは、どちらもAT機能付きの5速シングルクラッチ。国産車からの乗り換えでは、かなり違和感があるので、デザインだけでなく走行フィーリングも必ずチェックすることが必要だ。

 装備面で、上級装備を望むのであれば、ツインエアのラウンジという選択肢しかない。それでも、国産車の上級グレード並みの装備ではないので、こちらも装備内容はシッカリとチェックして購入したい。エアコンひとつとっても、ラウンジだけがオートエアコンとなっているくらいだからだ。

 ただし、安全装備は国産車以上。自動ブレーキこそ用意されていないが、サイドエアバッグにニーエアバッグ、ウインドウエアバッグなどは全車に標準装備されている。また、タイヤ空気圧モニターリングシステムも標準装備。必要以上の豪華装備を求めなければ、十分な内容となっている。

 ツインエアのラウンジを選択すると、価格は2,592,000円とかなり高価。この価格になると、フォルクスワーゲン ポロのアップグレードパッケ―ジ並み。自動ブレーキや全車速追従式クルーズコントロールなど、先進装備はポロが勝る。よほどフィアット500が好き、というのでなければ、あまりお勧めできない価格と仕様になる。そうなると、シンプルな装備ながらコストパフォーマンスに優れる1.2ポップが最もお勧めなグレードといえる。価格も1,998,000円だ。

 そんなフィアット500だが、リセールバリューは高い。2008年式の初期モデルでも、100万円前後で売られているほど。やや価格は高いが、リセールバリューまで考えるとコストパフォーマンスは高くなる。

 今回マイナーチェンジしたフィアット500だが、マイナーチェンジ前のモデルが中古車マーケットで未使用車としてそこそこ出回っている。価格的には、かなり魅力的な設定がされているものも多い。新車に近いコンディションなのと、デザインはマイナーチェンジでそれほど大きく変化していないので、こうした未使用車を購入するのもいいだろう。
フィアット500
フィアット500
フィアット500
フィアット500

フィアット500価格、燃費、スペックなど

フィアット500
・Fiat 500 1.2 Pop:1,998,000 円
・Fiat 500C 1.2 Pop:2,527,200 円
【主な仕様】
  [排気量] 1,240cc
  [エンジン] 直列4気筒SOHC 8バルブ (可変バルブタイミング付)  
  [燃費(JC08モード)] 19.4km/ℓ
  [最高出力] 51 kW(69ps)/5,500 rpm
  [最大トルク] 102Nm(10.4kgm)/3,000 rpm
  [トランスミッション] ATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)
【ハンドル位置】 右

・Fiat 500 TwinAir Pop:2,289,600 円
・Fiat 500 TwinAir Lounge:2,592,000 円
・Fiat 500C TwinAir Lounge:2,797,200 円
【主な仕様】
  [排気量] 875cc
  [エンジン] 直列2気筒8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボ
  [燃費(JC08モード)] 24.0km /ℓ
  [最高出力] 63 kW(85ps)/5,500 rpm [EEC]
     <ECOスイッチON時:57kW (77ps)/5,500rpm [EEC]>
  [最大トルク] 145Nm(14.8kgm)/1,900 rpm [EEC]
     <ECOスイッチON時:100Nm (10.2kgm)/2,000rpm [EEC]>
  [トランスミッション] ATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)
【ハンドル位置】 右

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(レポート:CORISM編集部

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