【GT-R マイナーチェンジ】「特殊な限定車では意味が無い」日産の水野氏、暗にポルシェを否定 「日産GT-R」VS「ポルシェ911GT2 RS」のゆくえ [CORISM]

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【その他】2010/10/19

 

日産 GT-R 2011年モデル(マイナーチェンジ型)

「ニュルで2秒短縮」その意義を語る水野 和敏 氏

GT-Rのウェブサイトで語る開発責任者の水野 和敏 氏[日産自動車]

GT-Rのウェブサイトで語る開発責任者の水野 和敏 氏[日産自動車]
 日産GT-Rのマイナーチェンジが行われた。マイナーチェンジの詳細は『CORISM』の速報ニュース記事 を見ていただくとして、記者会見で開発責任者である水野和敏氏がGT-Rへのこだわりを徹底的にアピールした点についてフィーチャーしてみよう。その中で、ドイツのサーキットであるニュルブルクリンクでのラップタイムの話になると、水野氏のトークはヒートアップしていく。
日産GT-Rは前モデルより、約2秒ラップタイムを短縮し、7分24秒台を記録したという。その僅か2秒ではあるが、日産GT-Rの進化のプロセスには、計り知れない情熱を感じさせた。その後、ニュルで7分18秒を記録したクルマの話題になる。ポルシェという名前こそ出さなかったものの「レーシンガーもどきの特殊なクルマで出したタイムに意味があるのか? それも僅かな限定車で。GT-Rのタイムは、誰もが手に入れられる基準車だ。基準車でこのタイムを出すことが、マルチパフォーマンスカーであるGT-Rの意義だ」と熱く語った。

強力なライバルの存在が日産 GT-Rをさらに進化させる

最大のライバル「ポルシェ911GT2 RS」

最大のライバル「ポルシェ911GT2 RS」
 ライバル視されているのは、ポルシェ911GT2 RS。620馬力を発生し、徹底的に軽量化が施されたスーパーカー。世界500台という限定車でもある。そんなポルシェへの剥き出しのライバル心こそが、日産GT-Rを進化させている糧なのだろう。強力なライバルがいるからこそ進化する。そういう意味では、ライバルの存在は重要だ。ただ、ライバルを否定すると敵になる。敬意を払うことも必要。
日産GT-R対ポルシェ911。スーパーカーファンにとって、注目の対決。どちらか1台というよりは、2台とも欲しいと思うのがファンの本音なのではないだろうか。
「GT-R EGOIST」 エンブレム
「GT-R EGOIST」 カーボン製リヤスポイラー
「GT-R EGOIST」 豪華なインテリア
2011年モデルに登場した新たな潮流、贅沢なオーダーメードモデル「GT-R EGOIST」。その価格は15,000,300円だ。

日産 新型 GT-R「クラブトラックエディション」

日産 新型 GT-R「クラブトラックエディション」

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(レポート:大岡 智彦

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