酷暑と呼ばれた今年の暑さもようやく落ち着きをみせ、いよいよ秋の気配が感じられるようになった9月20日「敬老の日」。祝日のこの日、東京都心の日比谷公園に皇居ランナーたちが集まった。
　日産自動車が、1972年から40年近くに渡り展開しているCSR(社会貢献)への取り組み「ハローセーフティキャンペーン」の一環として9月20日の午後、『おもいやりライト運動』ランニングイベントが都内・日比谷公園と皇居の外周コースで行われた。ゲストランナーとして元・千葉ロッテマリーンズ 黒木 知宏さんと、元『AneCan』専属モデルの堀内 葉子さんも参加。一般参加のランナー約160人と皇居の外周コース約5kmを1周した。
　9月21日より始まる秋の全国交通安全運動に合わせ行われたこのイベントは、交通事故の発生が一番多い時間帯「午後4時〜6時」の事故防止を目指したもの。夕暮れの時間帯は、ドライバーが思う以上に、歩行者などからはクルマが気づかれにくい傾向がある。事故を防ぐにはまず、ドライバーが早めにヘッドライトを点灯し、視認性を高めることが一番の事故防止策となる。
　『おもいやりライト運動』は、同じ道を走るランナーからドライバーへの提案として黄色いTシャツに反射材を使って書かれた様々なメッセージを発信し「まだ見えているから大丈夫」ではなく、「ドライバーによる積極的なヘッドライトの早期点灯」を促そうというワケだ。特製のメッセージTシャツは20種類が用意された。黒木 知宏さんと堀内 葉子さんは偶然にも同じ『あなたがつける。わたしが気づく。』と書かれたメッセージの入ったTシャツをセレクト。背中に書かれたメッセージでおもいやりライト運動をアピールしていた。