【日産 エクストレイル 試乗記】クリーンディーゼル待望のATモデル登場

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【日産】2010/08/20

 

技術的課題をクリアしてAT仕様をラインアップ

日産 エクストレイル 20GT ステッカー

日産 が満を持して登場させてきたクリーンディーゼル と言えば、エクストレイル20GTだ。なんといっても世界的に見てもかなり厳しいとされる「ポスト新長期規制」に世界で初めてパスしただけに、新時代のSUV と言ったところなのだが、肝心のATがなかった……。MTだけでも販売的には好調というが、それならなおさらやっぱりATがあったほうがいいとも言える。
そこには技術的な問題があったわけなのだが、ここに来てめでたくクリアし、6速ATを搭載することとあいなった。ただし、MTがATに変わっただけで、ATだけの専用装備はとくにないとのことだ。もちろんエンジン制御などはATに合わせてチューニングが施されている。
フィーリング的には、やはりATのほうがいいというのが率直な感想。MTも楽しくはあるのだが、それは試乗という限られた時間と場所でのことで、やはり普段使いならATのほうが断然にいいと評価したい。低速でもモリモリと力が出てくるのが手に取るようにわかり、6速ATのうま味を最大限に活かしている。加速も踏んだ分だけ、ストレスなくしてくれるので、ディーゼルにありがちなタルさはなく、あまり回さないで走るというのはやはりゆったりとクルージングできてとても気持ちいいものだ。このあたりの味付け、エンジンの出来もさることながら、6速ATの制御がうまいということもあると見た。
ただ、音はやはりディーゼルそのもの。チリチリという音がかすかに聞こえるだけだが、オーディオをつけていないと「ああ、ディーゼルに乗っているのだなあ」と感じられることは感じられる。この点はディーゼル上手の欧州メーカー産のモデルとは違うところだろう。もちろんディーゼルとわかって乗る人がほとんどなので問題となることはないだろうが。

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日産 エクストレイル 20GT フロントビュー

シリーズ全体でマイナーチェンジが実施され、フロント周りがちょっとだけ洗練された印象。

日産 エクストレイル 20GT リヤビュー

ボディサイドの「クリーンディーゼル」ステッカーは試乗車だけの特別装備だ。

日産 エクストレイル 20GT フロントマスク

メッキが施されちょっぴり派手になった新型エクストレイルのフロントグリル。
SUVらしさを感じるエクステリアデザインが印象的。クリーンディーゼル仕様とガソリン仕様の外観上の違いは、リヤのエンブレム程度だ。

日産 エクストレイル 20GT インテリア

今回のマイナーチェンジで、ようやく全席に3点式シートベルトとヘッドレストが標準装備となった。

日産 エクストレイル 20GT シート

20GTはエクストレイル自慢の防水シートではなく上質なクロスシートとし差別化が図られている。

日産 エクストレイル 20GT メーター

メーター周りも小改良が施され、中央部に燃費などを表示する車両情報ディスプレイが設置された。
室内はゆったりとしている。インパネまわりやシートの質感も高く、上質な雰囲気だ。
日産 エクストレイル 20GT クリーン ディーゼル エンジン
日産 エクストレイル 20GT シフトレバー
日産 エクストレイル 20GT ステアリング
2リッター直4ディーゼルエンジンは、コモンレールシステムやリーンNOxトラップ触媒(LNT)などで、クリーンな排気を実現した。6速ATも新たに加わり、乗りやすさもアップした。
代表グレード 日産 エクストレイル 20GT(6速AT)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4635×1790×1700mm
車両重量[kg] 1690kg
総排気量[cc] 1995cc
最高出力[ps(kw)/rpm] 173ps(127kW)/3750rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 36.7kg-m(360N・m)/2000rpm
ミッション 6速AT
10・15モード燃費[km/l] 14.2km/l
定員[人] 5人
税込価格[万円] 313.95万円
発売日 2010/7/16
レポート 近藤暁史
写真 オフィスマッシュルーム

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(レポート:近藤暁史

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