コスパよし!200万円以下のオシャレな輸入中古コンパクトカー5選 失敗・後悔しない中古車選び

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【生活・文化】2023/03/19

シトロエンC3 コスパよし!200万円以下のオシャレな輸入中古コンパクトカー5選 

 

 

中古車なら、安価に買える輸入中古車。失敗・後悔しない選び方とは?

 

輸入といえば、高価というイメージが強い。確かにその通りで、国産コンパクトカーと比べるとかなり高価だ。ただ、その分、各輸入車メーカーの独自性があり、魅力的なモデルが多いのも事実だ。

そんな輸入コンパクトカー、新車価格が高くて諦めていた人も多いという。しかし、だからといって、魅力的な輸入コンパクトカーを諦める必要はない。

それは、輸入コンパクトカーは、中古車になると価格がグッと下がって買い得感が増してくるからだ。輸入車のほとんどがハイオクガソリン仕様のため、燃料費が少し高くなりがち。しかし、車種によっては、燃料費が安く燃費もよいディーゼル車も選択可能。

そこで、今回はコスパに優れ、200万円以下で買えるオシャレなお勧め中古輸入コンパクトカーを5台ピックアップした。

 

お勧め1 3代目シトロエンC3

問答無用の圧倒的なデザイン力

3代目シトロエンC3は、2017年に登場した。早くからSUVテイストを取り入れたモデルだ。ボディ下部やフェンダーを覆うブラックの樹脂製パーツが、ワイルドなSUV的ルックスを強調している。

ボディサイドに取り付けられた大型の樹脂製サイドモールのようなパーツは、エアバンプだ。エア封入の軟素材がボディをキズから守る機能を持ち、さらにC3のデザインアイコンのような存在にもなっている。

フロントフェイスは大きく迫力がある。そのためBセグメントのコンパクトSUVながら、より大きく立派に見えるのも特徴だ。

こうしたデザイン性の高さは、さすがシトロエンのモデルである。日本車には無い独特の存在感がある。

エンジンは直3 1.2Lターボが搭載されている。最高出力は110ps、最大トルクは205Nmと十分だ。最新モデルの燃費は17.2km/L(WLTCモード)となっている。SUVルックだがFF(前輪駆動)のみの設定だ。また、このクラスのモデルとしてはトップレベルの乗り心地の良さを誇る。

 

シトロエンC3の中古車価格相場

 

C3の中古車相場は、2018年式で130~180万円程度だ。中古車流通量が少ないため、やや価格のばらつきが大きい。当時の新車価格が250~280万円だったので、52~64%にまで価格が下がってきている。年式から考えると、中古車価格はやや高めを維持。それだけ人気があるということになる。

当時のグレードには、シャインとフィールが用意されていた。お勧めは充実装備の上級グレードであるシャインだ。このシャインに純正ナビやETC、ドライブレコーダーなどが付いていれば、よりコスパに優れる中古車になる。

シトロエンC3 コスパよし!200万円以下のオシャレな輸入中古コンパクトカー5選 

 

お勧め2 2代目ボルボV40

 

洗練さが際立ったスカンジナビアンデザインと優れた予防安全装備

2代目ボルボV40は、Cセグメントのコンパクトカーで、超激戦カテゴリーに属する。そのため自動車メーカー各社、自社のプライドをかけたモデルと投入している。

こうした状況下にあるため、Cセグメントのコンパクトカーは、非常に完成度が高いモデルが多い。フォルクスワーゲン ゴルフやメルセデス・ベンツAクラス、BMW1シリーズなどがライバル車だ。

そんな中、異彩を放つのがV40だ。その大きな魅力のひとつがデザインにある。スカンジナビアンデザインとも呼ばれ、ドイツ系やフランス系のモデルとは全く異なる、洗練されたデザインだ。多くのクルマの中でも、ひと際目立つ存在感をもつ。

後期型のフロントフェイスでボルボ車らしさをアピールしているのが、ヘッドライトに採用された北欧神話のトールハンマーをモチーフにしたデザインだ。

V40の走りはなかなかスポーティだ。初期のモデルは硬めの乗り味だったが、後期のモデルではしなやかさが増して乗り心地も良好だ。

搭載されたエンジンは、1.5L、1.6L、2.0Lのガソリンターボと2.0Lディーゼルターボだ(年式によって異なる)。

どのエンジンもなかなかパワフルである。その中でもお勧めは、低燃費でありながら大トルクを発揮する2.0Lディーゼルターボだ。400Nmもの大トルクを誇り、燃費値はJC08モードで20.0km/Lという優れた燃費値を実現した。

ボルボには、優れた予防安全装備が搭載されている。

V40は2013年に発売が開始されたが、2013年12月の改良まで予防安全装備がオプションだった時期がある。装備が非装着な車両は少ないが、2013年式の購入時には自動ブレーキや運転支援機能が装備されているか必ず確認したい。

ボルボV40の中古車価格相場

 

2代目V40の中古車相場は、後期型となる2017年式で約160~240万円だ。新車価格が340~460万円位だったので、新車価格の47~52%程度にまで価格が下がっている。まずまずの値落ちといえる。

予算200万円となると、車両価格は180万円前後になる。選べるグレードは、1.5LターボのT3モメンタムが中心だ。T3系の中間グレードで、装備も充実している。

2.0LディーゼルターボのD4系、SUVルックのクロスカントリーD4系も選べるが、中古車流通量がやや少ない。最上級グレードだったD4インスクリプション、クロスカントリーD4モメンタムなどがあれば、さらにお勧めだ。

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お勧め3 6代目フォルクスワーゲン ポロ

狭い道が多い日本にピッタリな超正統派コンパクト

6代目フォルクスワーゲン ポロ

コンパクトカーを得意とするフォルクスワーゲン車の中で、日本マーケットにピッタリなモデルが2018年にフルモデルチェンジをした6代目ポロだ。

ボディサイズは、全長4,060×全幅1,750×全高1,450mmとコンパクトなサイズとなっている。国産コンパクトカーが全幅1,695mmの5ナンバーサイズを維持しているのに対して、全幅は1,750mmとややワイドだが、最小回転半径は5.1mと国産コンパクトカー並み。車種によっては、国産コンパクトカーより小さい。そのため、狭い駐車場でもそれほど困ることはないだろう。また、室内も広く十分なスペースをもつ。

大きな魅力のひとつが、走行性能だ。やや硬めの乗り心地だが、フットワークは軽快である。4輪のタイヤがシッカリと路面を掴まえているような接地感がある。国産コンパクトカーだと、速度が上がるほどに接地感が無くなり安定感に欠けてくるモデルもあるが、ポロはどんな速度域でも安定しているので、安心して走れる。

搭載エンジンは、直3 1.0Lターボエンジンがメインだ。2019年に直4 1.5Lターボエンジンが搭載されている。初期の1.0Lターボエンジンの出力は95ps&175Nmと十分な数値だ。燃費は19.1km/L(JC08モード)である。

ポロは総合力の高さが魅力だ。小さく使い勝手の良いボディサイズながら広い室内をもち、走行性能はクラス世界トップレベルを誇る。まさに、粗が見当たらないコンパクトカーともいえ、初めての輸入車としてピッタリな1台だ。

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フォルクスワーゲン ポロの中古車価格相場

 

ポロの中古車相場は、2019年式で約150~190万円程度だ。200万円の予算で十分選べる。新車価格が約210~270万円(Rラインを除く)だったので、およそ新車価格の70%にまで価格が落ちている。なかなか順調な値落ちで、高年式車としては買い得感がある。

グレードは、中間グレードのコンフォートラインとハイラインが多い。同等程度の価格、車両のコンディションであれば、迷わず豪華装備のハイラインを選ぶとよい。全般的に走行距離が少なく、程度のよい車両が多い。

<レポート:大岡智彦

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