日産シーマ/フーガ新車情報・購入ガイド 上海ショーでデビューしたインフィニティQ70L Bespoke(ビスポーク)エディションの日本導入は? フーガではなくシーマに? [CORISM]

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【日産】2015/05/08

インフィニティQ70はフーガ、Q70Lはシーマ? 贅沢さタップリのショーファードリブンへ変貌させるBespoke(ビスポーク)エディション

日産フーガ/シーマ/インフィニティQ70L Bespoke(ビスポーク)エディション
 日産 は、上海モーターショー でてインフィニティ「Q70L Bespoke(ビスポーク)エディション」を世界初公開した。

 インフィニティQ70 は、高級車ブランドであるインフィニティの上級セダン だ。日本ではフーガ と呼ばれ、2015年2月にビッグマイナーチェンジを施した時から、スカイライン 同様インフィニティエンブレムが装着されるようになった。

 基本的にインフィニティQ70=日産フーガなのだが、インフィニティは国によりエンジンラインアップなどがかなり違う。日本では、3.5Lのハイブリッド を中心に3.7Lとガソリンと2.5Lガソリンなっているが、北米ではV8の5.6L、欧州では2.2Lディーゼル が用意されていたりする。

 エンジン以外では、北米や中国にはホイールベースを約150mm伸ばしたQ70Lがある。このQ70Lは、日本には導入されていないというわけでもなく、Q70Lに相当するのが日本ではシーマ となっている。

 そうした複雑さがあるものの、インフィニティQ70L Bespoke(ビスポーク)エディションは後席が2名となっており、ショーファードリブンといった仕様になっている。国内のシーマにこうした仕様は存在しない。

 ホワイトで統一されたインテリアは、贅沢さで満ちている。全てのシートにクッション性のある贅沢なキルティングや、柔らかく滑らかな人工皮革ウルトラスエード、上質な手触りのサドルレザーを採用し、最上級の乗り心地を提供。立体的なキルティングレザーを、ドアトリム、シート、ヘッドライナーに採用し、テーラーメイド インテリアの高級感を表現。レザー仕様のステアリングホイール、グローブコンパートメント、ドアインサート、アームレストにはすべて手縫いのステッチが施されている。

 現在、日産シーマには4人乗り仕様が存在しない。レクサス LS には、ロングバージョンがあり4人乗り仕様が存在するだけに、売れる売れないは別にせよショーファードリブンとしての付加価値を上げるためにはシーマにも必要な仕様といえるだろう。

 こうしたQ70L Bespoke(ビスポーク)エディションのような仕様が、日産シーマに用意されるかどうかは、今のところ不明。ただ、スカイラインフーガ がインフィニティエンブレムを装備し登場した経緯を踏まえれば、シーマもいずれインフィニティエンブレムを装備するようになるのも時間の問題という考え方もある。そう考えると、日産シーマが大幅マイナーチェンジするときに、こうした4人乗り仕様が登場する可能性も否定できないだろう。こうした選択肢も必要なだけに、今後の日産シーマにも期待したいところだ。

日産フーガ/シーマ/インフィニティQ70L Bespoke(ビスポーク)エディション
日産フーガ/シーマ/インフィニティQ70L Bespoke(ビスポーク)エディション
日産フーガ/シーマ/インフィニティQ70L Bespoke(ビスポーク)エディション

日産フーガ/シーマ/インフィニティQ70L Bespoke(ビスポーク)エディション

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(レポート:CORISM編集部

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