【日産フーガ/フーガハイブリッド新車情報】 快適性アップを中心とした仕様向上 [CORISM]

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【日産】2012/06/11

快適性を中心に仕様向上。オススメはリセールバリューの高いハイブリッド車

 日産は、「フーガ/フーガ ハイブリッド」の一部仕様を向上し、6月13日より発売を開始する。

 2009年11月にフルモデルチェンジし、2代目となった日産フーガ。スポーティな走りと優美なデザインをもつ上級セダンだ。エンジンは、2.5Lと3.7LのV6を搭載。とくに、3.7L車は333馬力というハイパワーをもつ。また、3.5LのV6エンジンを搭載したハイブリッドも用意され、306馬力とハイパワーながらJC08モード燃費16.6km/Lという低燃費を実現している。

 今回の一部仕様向上では、軽く押すだけでトランクリッドを静かに閉じることが可能なトランクオートクロージャーや、運転席からでも助手席パワーシートのポジション調整が可能な助手席コントロールスイッチなど、快適性を向上させる装備を採用。

 また、セーフティシールドパッケージは、タイヤ空気圧警報システムなどを追加。さらに、18インチタイヤの構造と素材を見直すことでより快適な乗り心地を実現した。

 このクラスの国産FRセダンは、トヨタ クラウンの一人勝ち。あとは、ほとんどが輸入車というのが現状だ。そのため、日産フーガも販売は苦戦を強いられている。しかし、2010年11月にリーフのリチウムイオン電池をベースに開発したハイブリッド用リチウムイオン電池を搭載したフーガ ハイブリッドが登場。燃費も16.6km/Lとクラウン ハイブリッドの14.0km/Lを大幅に超える低燃費性能をもち、ライバルの追撃態勢は完了している。そのため、フーガ ハイブリッドはリセールバリューも高く、クラウン ハイブリッドと十分に戦えるようになっているので、実際に購入する際はフーガ ハイブリッドがオススメとなる。

<日産フーガ/フーガ ハイブリッドの仕様・装備の主な変更点>
●エクステリア
18インチアルミホイールを「フーガ ハイブリッド」に標準装備のクロームカラーコートに変更(「フーガ」18インチアルミホイール装着車のみ)
PURE DRIVEエンブレムをHYBRIDエンブレムと統合したデザインに変更(「フーガ ハイブリッド」のみ)
●メカニズム・装備
トランクオートクロージャーを追加
助手席コントロールスイッチを追加(Aパッケージを除く)
セーフティシールドパッケージにタイヤ空気圧警報システム、運転席ダブルプリテンショナーシートベルトの機能を追加
セーフティシールドパッケージを370GT Type Sに標準採用
18インチタイヤの構造と素材を見直し、乗り心地を向上(18インチタイヤ装着車のみ)
●グレード体系の見直し
「フーガ」の250GT Type Pを250VIPに名称を変更し、VIPエンブレムを装着

<日産フーガ/フーガ ハイブリッド価格(円)>
・フーガ(2WD)
370VIP 5,552,400
370GT Type S 5,258,400
370GT 4,628,400
250VIP 4,607,400
250GT 4,323,900
250GT Aパッケージ 3,990,000
・フーガ(4WD)
370GT FOUR 4,838,400
370GT FOUR Aパッケージ 4,515,000
・フーガ ハイブリッド(2WD)
FUGA HYBRID VIP 6,350,400
FUGA HYBRID 5,825,400
FUGA HYBRID Aパッケージ 5,397,000

日産フーガ/フーガハイブリッド
日産フーガ/フーガハイブリッド
日産フーガ/フーガハイブリッド

日産フーガ/フーガハイブリッド

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