手を替え品を替え微妙にパフォーマンスアップし世界初公開【マセラティ グラントゥ ーリズモ スポーツ新車情報】ジュネーブショー [CORISM]

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【マセラティ】2012/02/28

独自の世界観で進化するスーパーカー

 マセラティは、ジュネーブモーターショーで、4シーターのスポーツカー「マセラティ グラントゥーリズモ スポーツ」を初公開する。

 このマセラティ グラントゥーリズモ スポーツは、毎年のように新しいモデルがでるグラントゥーリズモシリーズの最強モデルになる。グラントゥーリズモは、2007年に日本に導入されて以来、毎年のように新しいモデルが一部を微妙に変更し、バージョンアップして登場。昨年導入されたばかりのグラントゥーリズモMCストラダーレさえも、僅か1年でさらなる進化を遂げた。

 グラントゥーリズモ スポーツに搭載される新型4.7リッターV8エンジンは、グラントゥーリズモSを20hp、グラントゥーリズモMCストラダーレを10hp上回る460hpを発揮。もっとも進化したグラントゥーリズモということになる。

 しかし、この小変更の早さは、このクラスでは異例。毎年パワーアップしたりデザインが変わるとオーナーもいつが買い時か大いに悩むかもしれない。まぁ、少し古くなるMCストラダーレの価格は約2100万円。この金額が出せるオーナーにとっては、1年乗ったら新型に乗り替えるということなのだろうか。それは、それで羨ましい話ではある。また、こんな環境時代においても、燃費や環境について一切触れていないのも、少々浮世離れした世界のクルマといえるだろう。

 エクステリアは、フロントバンパーが新しくなった。エンジンとブレーキの冷却性能を向上させるためにエアフローを最適化。また、DRL(Daytime Running Light) にはLEDテクノロジーが採用されている。そして、新しくダークトーンになったテールライトは、よりアグレッシブにそしてエレガントにリアデザインを一新させた。

 インテリアではフロント、リアシートのデザインを刷新。ステアリングも新しくなり、よりスポーティでスパルタンな印象になった。

マセラティ グラントゥ ーリズモ スポーツ

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(レポート:CORISM編集部

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