損しないクルマ選びのマル秘リスト公開! リセールバリューで不況を乗り越えろ!? [CORISM]

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【ビジネス・経済】2011/07/27

損しないクルマ選びのマル秘リスト公開! リセールバリューで不況を乗り越えろ!?

2011/07/27

 リセールバリュー トップ10 2011年5月データ 3年後の再販価値予想をランキングしたもの

クルマを売却するときに、数十万円も差が出るリセールバリューとは?

 リセールバリュー、漢字にすると再販価値のことです。クルマって乗り換える派と乗り潰す派に分かれると思うのですが、新車の平均買い替えサイクルは約7年(総務省データ)ですから、多くの方はいずれ乗り替えますよね。好きなクルマ・憧れのクルマに乗る。今必要なサイズのクルマに乗る。経済性に優れたクルマに乗る。いろんな選択肢があるわけですが、迷った時に参考にして欲しいのがこれ。

 リセールバリューの元になるのが中古車人気や価格となるわけですが、中古車で人気が高いクルマは中古車価格も高くなりやすく、そのクルマを手放すときも高いというわけです。乗り替え時にはそれまで乗っていた愛車を下取りや買い取りに出すわけですから、高く売れたほうが次の購入資金に回せるのでお得な乗り替えができるというわけです。

 具体的にはどれぐらいの差が出るかというと、新車で購入して1回目の車検の3年後に乗り換えたとした場合、高いもので新車比7割ぐらいの再販価値があり、安いと3割台というクルマも出てきます。新車が200万円としたら80万円も差が出ますよね。まあ、こういった例は極端な差ですが、10%〜20%ぐらい差が出ることは良くあることです。それでも数十万円の差が出るわけですから、大きな差ですよね。

リセールバリュー トップ10にも秘密がある!

ランドクルーザープラド

リセールバリューの高いトヨタ・ランドクルーザー プラド

 表はリセールバリューの高いクルマランキング上位10車種です。人気の高いクルマがズラリとある中に、新車の人気ランキングなどでは見慣れないクルマが登場しています。登場というよりも堂々1位となっているわけですが、それには理由があります。

 ランキング1位はトヨタ・ランドクルーザー プラド。新車市場ではハイブリッドカー・コンパクトカー・ミニバン・軽自動車の人気が高く、これは中古車市場でも同じこと。プラドのようなSUVは決して沢山売れているわけではないのです。それなのにランキングは堂々1位となっていますね。

 リセールバリュー・再販価値は需要と供給のバランスで決まるのです。そう、需要が高い=人気があるが、供給が多い=沢山在庫があるクルマは安くはならないが高くもなりにくいのです。プラドのようなSUVはそれほど新車の販売台数が多くないので中古車の在庫も少なく、しかし中古車市場はプラドを求めているので高くなる。しかもその需要というのが海外であるというのがポイントです。

 海外では日本の中古車がとても人気が高く、国によっては日本の新車価格以上で売られていることもあります。そういった状況では国内でも該当車種の価格が上昇するので、リセールバリューも高くなるということです。

 話はそれましたが、AかBか迷ったらリセールバリューの高い車を選ぶというのが賢い選択ということです。

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