ジャガーは、3月1日に開幕する「第81回ジュネーブ・モーターショー」で、スポーツカー「XKR-S」を公開すると発表した。
　このXKR-S は、ジャガーXKシリーズで採用されている軽量かつ高剛性のアルミニウムボディ構造を活用し、空力性能に主眼を置いた新設計ボディに、改良型V8スーパーチャージドエンジンを搭載。最高出力550ps、最大トルク680N・mを発生し、最高速度300km/h、0-60mph（96km/h）加速4.2 秒、0-100mph（160km/h）加速もわずか8.6 秒と、ジャガー史上最速を謳う。同時にCO2排出量は300g/km以下に抑えている。さらに、サスペンションはXKR-S専用にセッティング。車両の挙動を予測し、適切なダンパー設定を連続的に行う「アダプティブ・ダイナミクスシステム」も再プログラミングしたという。
　このほか同ショーでは、ジャガーE-Type誕生50周年を記念した2011年に開催される記念イベントの第1弾『E-Type ドライブ』を、ジャガー創業者ウィリアム・ライオンズが初代E-Typeを発表しジュネーブのオービーブ公園で開催する。