ホンダは2月24日、「アコード/アコードツアラー」をマイナーモデルチェンジし、発売した。価格はアコードが249万8000円から390万2500円、アコードツアラーが274万8000円から412万2500円。
　今回のマイナーチェンジでは、従来の2.4リッターDOHC i-VTECエンジン搭載モデルに専用装備などを追加し、「Type-S」として設定。また、新たに2.0リッターi-VTECエンジンを搭載した「20TL」を追加設定し、2タイプの構成とした。
　Type-Sでは、専用セッティングのサスペンションを採用するとともに、前輪のブレーキディスクを17インチに大型化することで高速でも安心感のある制動性能を実現。専用のフロントグリルやヘッドライト、空力性能の優れたフロントチンスポイラーやサイドシルガーニッシュなどを採用し、ロー＆ワイドな印象を強調するエクステリアとした。インテリアもルーフやピラーのライニングなども含め黒で統一するとともに、赤いステッチを施したシート表皮などでスポーティーテイストを追求している。
　このほか、ライト内のシェードの角度を変えることで、1つの光源でハイ/ロービームを切り替えられるプロジェクタータイプのディスチャージヘッドライトを採用。同ライトには、ルームミラー裏側のセンサーで、対向車や前走車が検知されない場合は、ヘッドライトを自動的にハイビームに切り替えるハイビームサポートシステムをホンダで初めて採用するとともに、コーナリング時に、内側の路面付近を照らすアクティブコーナリングライトも採用している。