フレンチ好きが集まる年に一度のみんなのお祭り「フレンチブルーミーティング」に潜入! [CORISM]

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2014/11/13

晴れのち晴れ、車山のイベントは久しぶりに晴れのイベントとなりました。

やってきましたフレンチファンのイベント。今年も車山には様々な車両が集まってくれました

renault4 2cv FBM

やはり車山はこうしたモデルが数多く参加してこそである

 秋になればドライブシーズン真っ盛りイベントごとも多くなりますが、10月になりその勢いもピークになります。そんな中、フランス車乗りの大本命とも言えるフレンチブルーミーティング(以下FBM)に行ってまいりました。

 例年筆者は、前日入りをしているのですが、今年は諸般の事情により早朝起きにて1日の日帰りであります。この数年、毎回雨天に見舞われぬかるんだグランド、そして降りしきる雨のために本命とも言うべきこの会場であまり筆を取ることができない筆者でしたが、今年は見事なまでの晴天。こんなときに、時間制限がかかる状況、しかも1日滞在という間の悪さ筆者の行状を表しているかのようです。

peugeot405 FBM
アバンタイム FBM

Gendarmerie、フランス警察仕様のアバンタイムであります。

renaultclioRS FBM


peugeot208 205 FBM
FBM
FBM

メイングランドの楽しみのひとつはなんといってもフリーマーケットである。ショップのテントと違い放出品から手作り感たっぷりなモノまでいろいろだ。

近頃はクラシックといっても大分近年のものまで参加が見られるようになり、馴染みのものからこんな車日本にあるんだ?という車種まで参戦します。とはいえ筆者がクラシックや旧車と言われるものとして認識しているのは’70代以前位からの意識なのですが当時の筆者の年齢を考えますと既に’90以前のモデルはすでにその範疇に入っています。そうしたことからも大人から子供まで参加してるこちらのイベントではもう筆者にとってのついこの間は古い話なのだなあと変に実感。

シトロエンが元気だと、FBMが盛り上がる!?

2CV FBM

フレンチイベントに、もはやなくてはならない存在とも言える2CV今年は、特に目立って見えたのは筆者だけだろうか。

 今年の会場で、ものすごく目にとまったのが2CV勢。例年数多くの車が参加しているはずの2CVですが、ものすごくメイングランドにて見かけました。いや、勢いを感じました。

 この数年どことなく「マンネリだよね。ちょっとね」などという話を聞くことも少なくなく、筆者も時折感じてはいたのですが、晴天からなのか今年のイメージはどこか活気を感じていました。それが、グランドにて見て回った活気の理由として感じたのが「ああ、なんとなくだけれど、今年はシトロエン が元気がいい。シトロエン勢が楽しそうに見える」でした。同時にメイングランドにあった区画分け的に感じていたものが、どこか雑多の筆者が来はじめた頃のような、大好きなゴチャゴチャ感が戻ってきていると感じたからでもあります。

2CV FBM

クラシックカーとしてのイメージが強い2CVですが、実はついこの間(といっても2000年よりは前ですが)まで生産されていました。こちらはもちろんクラシックに入る方のモデルです。

11CV FBM

旧いシトロエンの代表選手の一つ11CVことトラクションアヴァン。オーナーの方は、ご存知の方もいらっしゃいますがフランス人の方です。

CX

現在のフラッグシップC6の源流とも言うべきCX。


メアリ

ビーチカーとしての要素が強かったメアリ、今で言えばC3プリュリエールがその流れか。もちろんベースは2CVです。

今年は50周年 ルノーゴルディーニ8

 会場の一番奥テントが立ち並ぶマーケットスペースの裏側(いやメイングランド的にはこちらが表か?)には、整然とルノー8ゴルディーニが並んでいます。今年で50周年を迎えるにあたり集合したのだとか。
renault8 FBM

テント前に整列したゴルディーニ8、現在新車で出ているトィンゴやルーテシアのゴルディーニ仕様の青地に2本のストライプはここから来ている。

5arpaineturbo

5(サンク)アルピーヌターボ。

A106

最初のアルピーヌと称されるA106

近頃はクラシックといっても大分近年のものまで参加が見られるようになり、馴染みのものからこんな車日本にあるんだ?という車種まで参戦します。とはいえ筆者がクラシックや旧車と言われるものとして認識しているのは’70代以前位からの意識なのですが当時の筆者の年齢を考えますと既に’90以前のモデルはすでにその範疇に入っています。そうしたことからも大人から子供まで参加してるこちらのイベントではもう筆者にとってのついこの間は古い話なのだなあと変に実感。

始めの1枚は、2CV勢から

ami8 6dyane

描き始めたのは、左側の青い6(ディアーヌ)からでしたが途中で中止。続きは時間のあるときにでもまた描かねば!

 フラフラと散策を続ける筆者ですが、冒頭にも話したとおり、あまり時間がなかったので、早速デモ用のイラストを描き始めなければなりません。ということで、今年は楽しそうな2CV勢の中から、数の少ない6(ディアーヌ)から始めました。

 やはり、天気のいい会場では、物見遊山に何をしているのか見てくれる方も多くいらっしゃいます(いいんですよ、絵描きのコレは大道芸みたいなものですから楽しんで見ていってください)。と、思っていたら今年は早速に依頼が入りまして、即座にそちらへ移動A610に変わりました。ごめんなさい、どうやら画像は取り忘れていたようでちょっとありあません。

FBM

すっかり定着した子供写生大会。子供たちに混ざって絵かきも後ろにいたりましす。

時間の都合があったとは言え、デモの途中でしたので少々後ろ髪が惹かれます。うむ、決めました。時間のあるときにはこの6は引き続き描かなくては。

逆取材!?

 実はこのA610を描いている時に、別のカーサイトの編集者さんから取材を受けておりました。正確にはA610のオーナーさんが紹介してくださったようなのですが、同時に個人的に依頼も受けまして、それがこちらのC4ピカソ。やはりシトロエン、本当に今年は元気な気がしますね。
FBM
C4ピカソ

今回の1枚はC4ピカソ車山の思い出の1枚になればいいなあと思います。

FBM

FBMに参加する方の多くがよく口にしますが「ええ、知人、友人の生存確認に(笑)」とよく言われます。筆者も半分はその範疇に入っております。今年本当に良く晴れて楽しむことの出来たFBM、また来年もこうした空の下で皆様とお会いしたいと思います。
気温の関係か、今年は山間の紅葉には少し早かったようですが、それでも十二分に楽しめた今年のFBM、筆者は山を下り次回は街中に現れます。

近頃はクラシックといっても大分近年のものまで参加が見られるようになり、馴染みのものからこんな車日本にあるんだ?という車種まで参戦します。とはいえ筆者がクラシックや旧車と言われるものとして認識しているのは’70代以前位からの意識なのですが当時の筆者の年齢を考えますと既に’90以前のモデルはすでにその範疇に入っています。そうしたことからも大人から子供まで参加してるこちらのイベントではもう筆者にとってのついこの間は古い話なのだなあと変に実感。

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