【動画あり】日産マーチ ニスモ(NISMO)新車情報・購入ガイド レーシングテクノロジーで走り楽しさ大幅アップ! さらに、専用チューン1.5Lエンジンに5MTのニスモSも登場! [CORISM]

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【日産】2013/06/24

待望のマーチ ニスモ(NISMO)! ハイパフォーマンスでリーズナブルな仕様は高評価!!

日産マーチ ニスモ(NISMO)
 日産 は、コンパクトカー マーチ のマイナーチェンジに合わせて、モータースポーツなどで得たテクノロジーを市販車に投入したスポーツモデルである新型「日産マーチ は、ニスモ(NISMO) 」の予約を開始。12月より全国一斉に発売すると発表した。

 日産マーチ ニスモ(NISMO)は、すでにオートサロンなどで姿を現しており、ファンにとってはまさに待望のモデル。それもそのはず、先代日産マーチには、12SRと呼ばれるスポーツモデルが存在。オーテックが製作したホットモデルで、専用高回転カムや高圧縮ピストン、専用コンピューターなど、徹底的にこだわったモデルだけあり、走りにこだわる日産ファンに絶大な人気を得た。そのため、4代目となったマーチにもスポーツモデルの存在が常に囁かれていた。しかし、今は低燃費時代。それゆえ、スポーツモデルの企画もあったようだが、販売台数が望めないことから、なかなかデビューすることができなかったようだ。

 しかし、2013年に入り日産ジューク ニスモの登場で、ニスモ(NISMO)ブランドが復活。復活の狼煙が上がってからは、マーチ ニスモ(NISMO)待望論もヒートアップ。また、ニスモ(NISMO)ブランドを強化したいという日産の思惑と合致して登場したのが、この新型日産マーチ ニスモ(NISMO)ということになる。

 今回登場した日産マーチ ニスモ(NISMO)は、なんと2パターンが存在する。スポーツドライビング志向の顧客だけでなく、より幅広い層のクルマ好きにも量販価格帯でNISMOの情熱とこだわりを注いだデザインのクルマを提供する。日産マーチの低燃費はそのままに、空力性能に優れ、洗練されたデザインで自己表現をしたい顧客向けにマーチ ニスモ(NISMO)。さらに、スポーツドライビングを楽しみたい顧客向けには、モータースポーツで培ったノウハウを投入し、よりハイパワー&ハイパフォーマンスを追求した1.5Lエンジンと操る楽しみをプラスする5MTとの組み合わせたマーチ ニスモ(NISMO)Sが登場した。

 また、日産マーチ ニスモ(NISMO)の価格にも注目したい。多くの専用パーツを装備して、マーチ ニスモ(NISMO)の価格が1,540,350円。マーチ ニスモ(NISMO)Sの価格が1,770,300円となっていて、かなりリーズナブルな設定は、ジュークニスモと同じである。しかも、クオリティも高くメーカー保証もあるのは高評価。幅広い層に、ニスモ(NISMO)の考えるスポーツドライビングを楽しめる機会が与えられている。

 先代のマーチ12SRのように、スーパーマニアックなマシンもかなり魅力的で多くのファンを獲得した。しかし、その反面、あそこまでは必要ないというユーザーも多かったのだろう。今回は、マーチ ニスモ(NISMO)で上手に拾い上げ、マーチ全体の販売台数アップとファンを増やすことが可能になった。顧客ニーズの多様化に合わせた上手なグレード設定といえる。

日産マーチ ニスモ(NISMO)
日産マーチ ニスモ(NISMO)
日産マーチ ニスモ(NISMO)

日産マーチ ニスモ(NISMO)

日産マーチ ニスモ(NISMO)、マーチ ニスモ(NISMO)Sの価格、主要装備

日産マーチ ニスモ(NISMO)エンジン
■日産マーチ ニスモ(NISMO) :1,540,350円
 日産マーチ ニスモ(NISMO)S :1,770,300円

○モータースポーツで培われたエアロダイナミクスデザインと赤いアクセントが効いた専用エクステリア
「マーチNISMO」は、国内最高峰のGTカーによるレース(SUPER GT)に参戦するNISSAN GT-Rにも採用しているNISMOならではのエアロダイナミクステクノロジーを導入することでゼロリフトを実現。タイヤの接地力向上によって走行安定性を高めた。

 フロントスポイラーのセンター部の先端を持ち上げた形状にし、風を取り込むことでダウンフォースを発生させる専用フロントバンパーや、空気抵抗を低減するために、長さと角度を最適化した専用ルーフスポイラー(ハイマウントストップランプ付)と形状を最適化した専用リヤバンパーを装備した。

専用フロントグリル
専用エンブレム(フロント・リヤ)
専用フェンダーモール(フロント・リヤ)
専用サイドシルプロテクター
専用レッド電動格納式リモコンカラードドアミラー(ドアロック連動自動格納機能付)
ドアサッシュブラックアウト
LEDハイパーデイライト(車幅灯連動)
リヤフォグランプ
プライバシーガラス
ボディカラーは、ブリリアントホワイトパール、ブリリアントシルバー、ピュアブラックの3色を設定。

○インテリア
センターポジションがひと目でわかる赤いセンターマークを配置した本革・アルカンターラ巻の専用ステアリング(レッドステッチ付き)
専用エンブレム(センタークラスター)

○シャシー、タイヤ、専用サスペンション
思い通りのラインで正確にコーナーをトレースできる操舵感と、軽快かつ路面に吸い付くような走り、ダンピングの効いたフラットな乗り心地を実現。また、アグレッシブな走りだけでなく、デイリーユースもこなす最適なバランスでサスペンションをチューニング。
きめ細かく動きをチューニングした専用サスペンション(スプリング、ショックアブソーバー)
専用16インチ アルミホイール
専用タイヤ ブリヂストンPOTENZA RE-11(205/45R16)
アシスト量を最適化した専用車速感応式電動パワーステアリング

○その他
オゾンセーフフルオートエアコン
オートライトシステム
VDC

「NISMO」専用装備(上記共通装備に加えて)
専用エキゾーストフィニッシャー

「NISMO S」専用装備(上記共通装備に加えて)
○エクステリア
NISMO S専用エンブレム

○ドライバーとクルマの一体感を高める専用インテリア
専用のデザインや素材を採用したシートを装備し、スポーティードライビングに集中できる環境を提供します。また全体をブラックで引き締めながら、随所にレッドのアクセントを用いたインテリアは、統一感と質感の高いコックピット周りを演出。
滑りにくいスエード調の素材を採用し、快適な座り心地と高いホールド性を兼ね備えたバケット形状の専用スポーツシート(nismoロゴ入り、レッドステッチ付)
専用コンビメーター(220km/hスケール)、赤い文字盤にnismoロゴを配した専用タコメーターを含む
専用シフトノブおよびシフトブーツ(レッドステッチ付)
専用ピアノ調フィニッシャー(シフトノブ、エアコン吹き出し口、フロントパワーウインドウスイッチベース)
専用アルミ製アクセル、ブレーキ、クラッチペダル
専用アルミ製フットレスト(nismoロゴ入り)

○パワートレイン、専用サスペンション
モータースポーツで培ったノウハウを結集して、クラストップレベルのパフォーマンスを実現。リニアでフラットな特性と、低回転域から発生する幅広く太いトルクにより、街中での扱いやすさとホットコンパクトハッチにふさわしいエンジンパフォーマンスを実現。
ベース車から排気量をアップした1.5リッターガソリンエンジンを「NISMO S」専用にチューニングし、出力を27kW(37PS)、トルクを50N・m(5.1kgf・m)向上させ、85kW(116PS)、156N・m(15.9kgf・m)を発生する専用HR15DEエンジン
エンジンパワーを自在に操ることのできる5速マニュアルトランスミッション
専用チューニングコンピューター(ECM)
専用エキゾーストシステム
専用サスペンション(スタビライザー)
専用ブレーキシステム
クイックにチューニングしたステアリングギア比

○車体剛性強化
専用フロントサスペンションメンバーステー
専用トンネルステー
専用リヤサスペンションステー
専用テールクロスバー

日産マーチ ニスモ(NISMO)インパネ
日産マーチ ニスモ(NISMO)シート
日産マーチ ニスモ(NISMO)ステアリング


日産マーチ ニスモ(NISMO)シート
日産マーチ ニスモ(NISMO)専用サスペンション
日産マーチ ニスモ(NISMO)メーター

日産マーチ ニスモなど、発表会動画

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 日産は、東京オートサロン2012においてジュークニスモコンセプト、リーフニスモコンセプトに続く高性能プレミアムスポーツ第三弾となる「マーチニスモコンセプト」を公開した。

 日産マーチニスモコンセプトのエクステリアは、ニスモのレーシングテクノロジーをフィードバックした優れた空力特性を発揮する専用のエアロパーツを装着。フロントグリルのパターンも変更することで、より低く大胆で、存在感のあるスタイリングとなっている。

 また、レーシングテクノロジーといえば、やはり空力。車体そのものの空力性能をさらに向上させるために、ドアミラーの形状変更し、テールゲートスポイラーにもリップスポイラーを加えるなどして、徹底的に仕上げられている。

 インテリアのテーマは、ドライバーとクルマの一体感。ニスモ製の専用シートやステアリングホイールを装備し、ドライバーとクルマがより良いコミュニケーションが取れるようにまとめられている。

 フットワークを支える足まわりには、高性能サスペンションや大径軽量ホイールを装備。操縦安定性を向上させると同時に、スポーツドライビングの楽しさをアップさせている。

 と、まぁ、楽しいクルマなのだが、発売日や本当に出るのかを含め未だメッセージはなし。そろそろ、明確な発売時期などのアピールも必要だろう。

 こういったコンパクトカーのスポーティモデルは、数こそ少ないものの着実にクルマ好きを増やすエントリーモデルになっている。最近では、スズキのスイフトスポーツなどが、かなり人気がある。新車価格が安く、チューニングしても200万円以下というリーズナブルさも魅力だ。こういったモデルの存在は、スポーティというキーワードが欲しい自動車メーカーにとってはなくてはならないモデル。しかし、残念ながら現在のマーチにはそういったモデルが無い。そこで、白羽の矢が立ったのがニスモということなのだろう。

 ところが、日産マーチの前モデルには、オーテックジャパン製の12SRというモデルがあった。20馬力程度パワーアップされていた気合の入ったモデルだ。販売台数はそれほどではないものの、今もホットハッチ好きには絶大な人気を誇る1台。今回のマーチ ニスモコンセプトは、そんな12SRの後釜を狙いモデルなのだろうか。そうなると、ニスモとオーテックという2つのブランドがバッティングする。一度、市販パーツからほぼ撤退したニスモは今更感もある。対してオーテックジャパンは、セレナやエルグランドなどのライダーシリーズを含め、着実にカスタマイズカーを作り続けて来た実績がある。そういう意味では、お互いに立ち位置が重なる2つのカスタマイズファクトリーが、どうブランド分けされていくのかが楽しみでもある。我々ユーザー側から見れば、選択肢が増えるというのは嬉しいこと。現マーチでのオーテックジャパン製12SRの復活にも期待したい。

日産マーチ ニスモコンセプト

日産マーチ ニスモ コンセプト

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(レポート:CORISM編集部

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