ハイブリッド車(HV)&電気自動車(EV)普及のカギは30歳代女性が握る! [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【ビジネス・経済】2010/04/07

次はハイブリッド車か電気自動車、30歳代女性が約30%と圧倒的人気

 NEXCO東日本高速道路株式会社関東支社が発表した「エコドライブと渋滞に関する意識調査」によると、ハイブリッドカー/電気自動車の使用を考えている人、という質問に対して、全体の約30%が30歳代女性という結果が出た。

 この数値は男女別年齢別の中でも突出しており、2番目に多い男性40歳代が約20%で約10%ほどの大きな開きみせる。
 
 また、女性は環境問題に対して積極的なのか? と、思うのだが同じ女性でも20歳代と40歳代は、それぞれ14.1%と関心は低い。

 それ以外では、男性20歳代が約13%。30歳代が約14%、50歳代が8%と続く。女性は50歳代が6%と関心は一番低くなっている。

なぜ、30歳代女性はハイブリッド車や電気自動車を好むのか?

 今回のデータでは、あくまで仮説でしかないのだが、30歳代女性というのは、まさに子育て中心の世代。最近の子供達は、学校でのエコ教育なども行われていることもあり、親であるこの世代もハイブリッド車や電気自動車などのエコカーに敏感に反応するのかもしれない。さらに、ハイブリッド車や電気自動車のメリットは、燃料費などのランニングコストに優れている点もあり、それらが複雑に結びついているのだろう。

 しかし、驚きなのが50歳代男性の7.8%という数字。トヨタプリウスの購入者や日産リーフ予約者などの中心は、50歳代の男性。そういった事実とは逆に、どうして? と思えるほどの低い関心度だ。関心度はごく僅かでも、実際の購買意欲が飛びぬけて高いのか、そのあたりの気になるところだ。

【オススメ記事】