圧倒的なコストパフォーマンス!【トヨタ アベンシス試乗記】
【トヨタ】2011/08/12
イギリス生まれのトヨタ車
トヨタ アベンシスと聞いて、すぐにどんなクルマか分かる人は、かなりのクルマ好きだ。それほど、先代モデルも地味だった。しかし、イギリスで生産され主戦場をヨーロッパとしているだけあり、走りの質感は他のトヨタ車とは違うヨーロピアンテイストあふれていた。
今回投入された3代目トヨタ アベンシスは、ワゴンのみ。セダンが売れない日本において当然ともいえる割り切りだ。まぁ、日本においてこのクラスのワゴンといえば、スバル レガシィくらい。ボディサイズもレガシィに近い。新型アベンシスのボディサイズはレガシィ・ツーリングワゴンと比べ、全幅が広く全高が低い。スポーツカー的なワイド&ローなスタイリングをアピール。
ヘッドライトまわりの造形は、結構複雑で彫りの深いデザインになっている。こだわったデザインを採用しているが、全体に丸みを帯びているのでワイド&ローなボディも全体にポッチャリ系に見える。伸びやかで優雅なルーフラインも美しい。ただ、全幅は1810mmと微妙に立体駐車場の制限に引っかかるサイズなので気を付けなくてはならない。
今回投入された3代目トヨタ アベンシスは、ワゴンのみ。セダンが売れない日本において当然ともいえる割り切りだ。まぁ、日本においてこのクラスのワゴンといえば、スバル レガシィくらい。ボディサイズもレガシィに近い。新型アベンシスのボディサイズはレガシィ・ツーリングワゴンと比べ、全幅が広く全高が低い。スポーツカー的なワイド&ローなスタイリングをアピール。
ヘッドライトまわりの造形は、結構複雑で彫りの深いデザインになっている。こだわったデザインを採用しているが、全体に丸みを帯びているのでワイド&ローなボディも全体にポッチャリ系に見える。伸びやかで優雅なルーフラインも美しい。ただ、全幅は1810mmと微妙に立体駐車場の制限に引っかかるサイズなので気を付けなくてはならない。
シットリとした懐の深い乗り心地
エンジンは、直4の2リッターエンジンのみの設定。152馬力&20.0kg-mのパワーとトルクを発揮する。意外と大きなボディなのだが、2リッターエンジンで十分なパワーといった印象。7速に設定されたCVTもスムースだ。燃費も想像以上。高速道路では、エコランをするわけでなく、左側車線を中心に走った。その結果、13.0~14.0km/lという燃費を記録。10・15モード燃費が14.6km/lなので、なかなかの低燃費性能だ。これで、アイドリングストップ機能が装備されれば、ヨーロッパで、ライバルになるVWパサートの1.4リッターTSIエンジンに近い燃費性能が期待できる。パサートもそうだが、このアベンシスも残念ながら、ハイオク仕様車。燃費は良いが、燃料代が高いという微妙な選択となる。
足まわりのセッティングは、良い意味で期待を裏切られた。ヨーロッパ仕様ということなので、カッチリとした味付けをイメージしていたのだが、パサートやレガシィよりもソフトだった。だからといって、フワフワしてクルマが落ち着かないという感じはない。高速道路でも、ピッタリと路面に吸い付くイメージで走れた。ワインディングロードでは、確かにロール(クルマの傾き)もそれなりに大きいし、ハンドリングはスポーティではない。コーナーを攻めるというよりは、高速道路を淡々と快適にロングツーリングするのが得意なクルマといえる。
とくに、ワゴンボディということもあり、荷室はかなり広い。ゴルファーや犬や猫といったペット、キャンプなどクルマを純粋に楽しむというより、いかに移動を快適にそして低燃費でコストを抑えて移動したい、そんなアクティブなユーザーにピッタリだろう。
足まわりのセッティングは、良い意味で期待を裏切られた。ヨーロッパ仕様ということなので、カッチリとした味付けをイメージしていたのだが、パサートやレガシィよりもソフトだった。だからといって、フワフワしてクルマが落ち着かないという感じはない。高速道路でも、ピッタリと路面に吸い付くイメージで走れた。ワインディングロードでは、確かにロール(クルマの傾き)もそれなりに大きいし、ハンドリングはスポーティではない。コーナーを攻めるというよりは、高速道路を淡々と快適にロングツーリングするのが得意なクルマといえる。
とくに、ワゴンボディということもあり、荷室はかなり広い。ゴルファーや犬や猫といったペット、キャンプなどクルマを純粋に楽しむというより、いかに移動を快適にそして低燃費でコストを抑えて移動したい、そんなアクティブなユーザーにピッタリだろう。
多少、タイヤノイズが入ってくるのが、ヨーロッパ車的
普通の直4エンジンだが、なかなかの低燃費性能。ただし、ハイオク仕様
7速に設定されたCVT。高速走行では、エンジンの回転を低く抑えて低燃費に貢献する
抜群のコストパフォーマンスを支える高い安全装備
ダッシュボードなどの質感は、車格に対してイマひとつ
インテリアは、ブラックを基調としたシンプルな内装。ブラック一色のみの設定だ。インパネまわりの質感は、とても質素。オーディオの設定もなく、オプションで購入することになる。
快適装備は貧弱だが、安全装備はフル装備。サイドエアバッグに加え、ニーエアバッグ、カーテンシールドエアバッグ、後席中央3点式シートベルト、S-VSC(横滑り防止装置)など、国内で売られる同クラスのクルマより安全装備は充実している。これは、ヨーロッパ仕様ならではの矛盾だろう。本来なら、こういった安全装備を全車に標準装備するべきで、豪華装備こそオプション。国内メーカーの多くが豪華装備を標準装備化して安全装備をオプションとする安全性軽視の傾向が強い。そういう意味では、安全装備を重視するユーザーも、このアベンシスだけは安心して選んでいい。
新型アベンシスの価格にも注目だ。250万円という価格は、円高とはいえ、これだけの安全装備が付いて250万円なら、超お値打ち価格。ディーラーオプションとなるオーディオは、約3万円前後。このくらいは、実際に買うときにサービスで取り付けてもらえばいい。とにかく豪華なクルマがいいという人には向かないが、装備よりもクルマの本質を重視するならアベンシスは、かなり買い得感が高い。この新型アベンシスは、7月から10月の限定生産。ボディカラーもわずか3色と少ないが、人とは違うクルマに乗りたいと思うのなら、一度、販売店に行き試乗してみるといい。トヨタ車なのに、なんだかちょっと違う独特雰囲気が味わえる。
快適装備は貧弱だが、安全装備はフル装備。サイドエアバッグに加え、ニーエアバッグ、カーテンシールドエアバッグ、後席中央3点式シートベルト、S-VSC(横滑り防止装置)など、国内で売られる同クラスのクルマより安全装備は充実している。これは、ヨーロッパ仕様ならではの矛盾だろう。本来なら、こういった安全装備を全車に標準装備するべきで、豪華装備こそオプション。国内メーカーの多くが豪華装備を標準装備化して安全装備をオプションとする安全性軽視の傾向が強い。そういう意味では、安全装備を重視するユーザーも、このアベンシスだけは安心して選んでいい。
新型アベンシスの価格にも注目だ。250万円という価格は、円高とはいえ、これだけの安全装備が付いて250万円なら、超お値打ち価格。ディーラーオプションとなるオーディオは、約3万円前後。このくらいは、実際に買うときにサービスで取り付けてもらえばいい。とにかく豪華なクルマがいいという人には向かないが、装備よりもクルマの本質を重視するならアベンシスは、かなり買い得感が高い。この新型アベンシスは、7月から10月の限定生産。ボディカラーもわずか3色と少ないが、人とは違うクルマに乗りたいと思うのなら、一度、販売店に行き試乗してみるといい。トヨタ車なのに、なんだかちょっと違う独特雰囲気が味わえる。
比較的大きめのシート。サイドサポートも少なくゆったりと乗れる
リヤシート左右には、汎用ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バー+トップテザーアンカーが標準装備
荷室全幅は最大1550mmと広く荷室長は1110mmと広く、6:4の分割可倒式リヤシートをフルフラットにすると荷室長は1920mmにもなる
トランクフロア下には、深さはないものの小物入れを装備
シンプルなデザインのオプティトロンメーター。メーター中央に燃費計などを配置
高く大きく開くリヤゲート。開口部も広い
| 代表グレード | トヨタ アベンシスXi |
|---|---|
| ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4765×1810×1480mm |
| 車両重量[kg] | 1470kg |
| 総排気量[cc] | 1986cc |
| エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] | 152ps(112kw)/6200rpm |
| エンジン最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 20.0kg-m(196N・m)/4000rpm |
| ミッション | 7速CVT |
| 10・15モード燃費[km/l] | 14.6km/l |
| 定員[人] | 5人 |
| 税込価格[万円] | 250.0万円 |
| 発売日 | 2011/6/24 |
| レポート | 編集部 |
| 写真 | 編集部 |
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