トヨタ iQ新車情報・購入ガイド 爽やかなブルーでコーディネイトした特別仕様車グランブルー登場! [CORISM]

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【トヨタ】2014/05/19

ダウンサイザーにピッタリな、爽やかさと高級感あふれるマイクロコンパクトカー。

トヨタiQ 130Gレザーパッケージ・グランブルー
 トヨタ は、新ネッツ店誕生10周年を記念し、マイクロコンパクトカーであるiQ に特別仕様車iQ 130Gレザーパッケージ・グランブルー、130G MTレザーパッケージ・グランブルーを設定し発売を開始した。

 トヨタの車種は多いため、販売店も多チャンネル化されている。今回10周年を迎えた新ネッツ店を始め、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店がある。どの販売店で、どの車種が売られているのか、顧客にとっては分かりにくく、トヨタ店に「iQください」と言っても、同じトヨタの看板を出しているのに売っていないのだ。

 これは売り手の問題で、顧客にとっては多チャンネル化はあまりメリットはない。そんなことを多少考慮したのか、まずは旧オート店がネッツ店へ変更された。ネッツ店の看板車が初代ヴィッツ だったこともあり、ネッツ店はコンパクトカー を中心とした取り扱い車種となっている。

 また、初代ヴィッツやアリスト、スープラなど走りのモデルもあり、現在は86 を扱うなど、他のチャンネルと比べると比較的若年層の顧客が多いのが特徴でもある。

 その後、多チャンネル化し過ぎたデメリットとして、扱い車種を無理やり作ってきた反省もあり、いまひとつパッとしなかったビスタ店をネッツ店に統合した。ビスタ店専売車種の多くは、統合と同時に生産中止となった。その統合が、新ネッツ店ということになる。

 10周年記念として登場したiQレザーパッケージ・グランブルーは、iQ 130Gと130G MTをベースとした特別仕様車。レザーパッケージの装備に加え、外板色、内装色ともに、ネッツ店のチャネルカラーであるブルーを基調とした特別色を設定。外板色は、専用のツートーンカラー、インテリアは、ピラーからルーフの内張りへブルーを配色。さらに、ブルーステッチを施した本革巻き3本スポークステアリングホイール、本革巻きシフトノブ(CVT車)、シート表皮(フロント)を特別装備するなど、随所にブルーを配した個性的なモデルに仕上がっていて、とても爽やかな仕様になっている。

 ベースとなるiQ 130Gレザーパッケージの価格は1,830,857円。iQ特別仕様車 130Gレザーパッケージ・グランブルーの価格が1,915,527円なので、約8.5万円の価格アップとなっている。ブルーステッチは、色が違うくらなので、これだけで価格を上げるというのは微妙。ツートンカラー分を考えると、まぁ価格アップなりの仕様といった印象だ。

 トヨタiQそのものは、マイクロコンパクトカーとして、トヨタの小型化技術の粋を集めたモデル。マイクロコンパクトカーという全長3mのサイズに、4名乗車を可能とした画期的なモデルでもある。ただ、軽自動車という優遇税制がある国内マーケットでは、厳しい戦いを強いられている。多少高価ではあるものの、それなりに高い安全装備に豪華な装備を備え、小さな高級車としての価値はある。

 例えば高齢者でダウンサイジングしたいが、軽自動車 やコンパクト系のハイブリッド 車ではありきたりな選択と考えている個性派なら、この特別仕様車iQ 130Gレザーパッケージ・グランブルーは高級感もあり最適な1台といえるだろう。

■トヨタiQ価格
・130G“レザーパッケージ・グランブルー”CVT 1,915,527円
・iQ特別仕様車 130G MT“レザーパッケージ・グランブルー”6速MT 1,864,473円

トヨタiQ 130Gレザーパッケージ・グランブルー
トヨタiQ 130Gレザーパッケージ・グランブルー
トヨタiQ 130Gレザーパッケージ・グランブルー

トヨタiQ 130Gレザーパッケージ・グランブルー

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(レポート:CORISM編集部

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