トヨタ ノア新車情報・購入ガイド 価格勝負のお買い得車登場!ノア X スペシャル・エディション [CORISM]

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【トヨタ】2013/04/24

確かにお買い得だが、新型トヨタ ノア/ヴォクシー ハイブリッドが登場する前に買うのか? という判断が必要

 トヨタは、人気ミニバンであるノアに特別仕様車X“Special Edition”(スペシャル・エディション)を設定し発売を開始した。

 トヨタ ノアXスペシャル・エディションは、Xグレードをベースに“L Selection”の装備に加え、デュアルパワースライドドアやスマートエントリー&スタートシステム、盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)を特別装備したほか、紫外線を約99%カットするスーパーUVカットガラス(グリーン)をフロントドアガラスに採用し、利便性・快適性を一段と向上させた特別仕様車だ。
 
 また、インテリアは高輝度シルバー塗装を施したインサイドドアハンドル(フロント)とドアスイッチベース&ドアハンドルベゼル(フロント・スライドドア)を特別装備し、より魅力的な仕様としたうえで、229万円からという買い得感のある価格設定としている。

 トヨタ ノアは2007年6月に登場。デビューから6年が経過し、完全にモデル末期状態だ。本来なら2013年にフルモデルチェンジし、ハイブリッドモデルが登場の予定だったが、どうやら2014年にずれ込んでいるようだ。

 モデル末期のため、5ナンバーミニバンの中で最新モデルとなっている日産セレナなどと比べると、設計の古さは隠せない。燃費もノアが13.6km/Lなのに対して、セレナは15.2km/Lと10%以上も低燃費化されている。

 そうなると、ノアが勝負できる部分は価格面のみだ。今回のトヨタ ノアXスペシャル・エディションは、エントリーグレードのXをベースとして、人気装備をつけてお買い得というのが特徴。日産セレナのエントリーグレードの20X S-HYBRIDが約238万円。装備のよいノアが約9万円も安い229万円なので、確かに安い。クルマのパフォーマンスよりも、価格重視というのなら買いとなる。セレナと競合させれば、かなりの値引き額が提示されるだろうから、さらにお買い得となる。ただし、フルモデルチェンジまでカウントダウンが始まっている状態なので、価格重視という以外はおすすめできない。次期新型トヨタ ノア/ヴォクシーには、ハイブリッドモデルが用意されるだろうし、ガソリン車もかなり低燃費化されることも期待されている。また、走りの質や安全装備なども大幅に向上するからだ。

トヨタ ノアXスペシャル・エディション価格

8人乗り 2,290,000円
7人乗り 2,320,000円
7人乗り 4WD 2,520,000円

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(レポート:CORISM編集部

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