プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンのコンパクト 5 ドアハッチバック「C3」に特別装備を追加した「C3 AIRPLAY（エアプレイ）」を全国限定150台にて発売を開始した。

　シトロエン C3 は、独創的なラウンドフォルムをもつコンパクトカー。シトロエンらしい個性的でオシャレなスタイルが、多くのファンに支持されている。そして、フロントウインドウが頭上まで広がる「ゼニスフロントウィンドウ」がもたらす圧倒的な開放感も特徴のひとつ。今回の限定車「C3 AIRPLAY」は、広大なゼニスフロントウィンドウからの景色や空気との一体感を強調しネーミングされたという。

■シトロエン「C3 AIRPLAY」特別装備

・クロームドアミラーカバー
・ブリリアントダッシュボード（ブラックまたはホワイト）
・ピアノブラックセンターコンソール
・専用ミストラル（ブラック）ファブリックシート
・ESP（エレクトリックスタビリティプログラム）
・シトロエンメンテナンスプログラム・ライトプラン
*シトロエンメンテナンス・プログラム・ライトプランには12 ヶ月ごとの法定点検（2回）、エンジンオイル交換（2回）、エンジン・オイル・フィルター交換（2回）、指定消耗部品の交換などが含まれます。（税込56,700円相当）

　今回の特別仕様車で感心したのは、ESP（横滑り防止装置）を標準装備化した点。今時、標準装備が当たり前な安全装備だが、こういった限定車には価格訴求するために安全装備が省かれるケースがよくあるからだ。また、クルマの装備ではないが5万円以上するメンテナンスプログラムが付帯するのもうれしい。故障の可能性は、ほとんどなくなってきた輸入車ではあるが、やはり国産車並とはいかないのも現状。そういう意味で、メンテナンスパックが最初から付帯していれば、オシャレなフランス車が欲しくてもメンテナンスに不安を感じていて購入を見送っていた人にも安心してすすめられる。輸入車の限定車というと、どうしてもマニアックな雰囲気をもつが、このシトロエンC3 AIRPLAYは、輸入車ビギナーにもオススメの1台といえそうだ。