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夜の街明かりに並ぶクルマたち、東京・丸の内イルミネーションパレード レポート

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2017/12/04

年末の夜の丸の内に集合したちょっといい感じのクルマたち

シトロエン2CV
LEDの明かりに照らされる2CV。不思議とどんな風景にもこのクルマは溶け込んでしまう魅力がある。
 タイトルにはパレードと書きましたが、決して整列して走るわけではありません。整列しての展示がメインのイベントです。

 年末に向かいそろそろクリスマスの単語がちらちらと浮かび始める11月、この9日から丸の内中通にて街路樹をライトアップして彩る丸の内イルミネーションが始まりました。それに伴い中通りには、ちょっと変わったあるいはどこかで見た覚えがあるようなクルマたちが並びます。それがここ数年開催されているイルミネーションカーパレードです。絵描きもそんな噂を耳にして日曜日である19日の夜、少しばかりお邪魔をしてまいりました。

 丸の内イルミネーションは、神戸のルミナリエにその端を発し、東京ミレナリオの名前を経由して2012年に東京駅の修復工事を期に新たに東京ミチテラスとした再開されました。そこにクルマをコラボさせて並べるようになったのが、このイベントです。個性的なデザインと色とりどりのクルマと光のトンネルのコラボは街ゆく人々の視線も集めていきます。
FIAT500
60年代のFIAT500.これはワゴンタイプのジャルディ二エラ。
ポンテアック・トランザム
70年代と80年代のトランザム。クールか、それともワイルドか?
ロータス・エスプリ
スーパーカー世代にはぐっと刺さるロータスエスプリ。

スパイカー
現代のスーパーカー(ハイパーカー)であるスパイカー。
 このクルマたちを取りまとめるJEEP CAFE TOKYO代表の和田氏が言うには、さまざまな車両がエントリーしているとはいえ、実はこうしたクルマそのものですら、実はおまけ的な要素でしかないという。

 ここには、クルマが好きという方々は殆どおらずむしろ来ている車両のオーナーの方しかいないのではないかと考えているようです。

 では、何故この様なことを? それはこうした面白い車両や様々なクルマをあまりクルマに興味のない方々にも見てもらい、知っていただくためにも行なっていますという。なるほど、たしかに知ってもらうことから始めなくては興味も何もありません。

 参加したのは、60年代のキャデラック始めトランザムやカマロといった車両や、ロータスエスプリの様な80〜90年代を代表する車両始め、中には現在のハイパーカーであるスパイカーなども参加。

 そのほかにも映画やドラマで使われた車両などを見てそこから興味を引いてもらう、それにはこんなイベントが一番効果的かもしれません。

どこで見た⁉ 銀幕やブラウン管の向こうにかつていたヒーローたち

デロリアン バックトゥザフューチャー
DMCデロリアン。言わずと知れたバックトゥザフューチャーのタイムマシン、そのベース車である。素のままでも十分にカッコいい。
 オールステンレスの車体、ガルウィングドア。映画を見たことのある方ならすぐに答えの出せる人も多いことでしょう。バックトゥザフューチャーで同じみデロリアンを始め、映画やTVドラマで活躍したクルマたちのベース車両や精巧なレプリカも並んでいました。

 若者はどこか映画でみたクルマに興味深々近づき、おじさんたちは昔話に花を咲かせつつクルマを眺めていました。意外にも、今一度黄色い声を取り戻して、妙齢のご婦人たちが視線を送るのは、車内から話しかけ自らの説明を始める黒光りするトランザム。TVドラマ「ナイトライダー」。ある意味、主人公と言えたナイト2000.「キット、キット!好きだったの」と、おもわずこぼれていました。
デロリアン バックトゥザフューチャー
お気づきでしょうか?車内にあるのはすべて映画でタイムスリップしたときに使われた小物です。フロントにはあのいなくなった後にクルクルと回っていたナンバープレートも。
ナイトライダー ナイト2000 トランザム
40代~50代の方々にはとっても刺さる1台。ナイトライダーのナイト2000。フロントには劇中と同じく赤い光が右に左に揺れていました。
ナイト2000 ナイトライダー キット
意外にも女性人気のナイト2000。いる間はずっとキットが話していました。

マッドマックス インターセプター
もしかしたら、わからない方もいるかも知れないこのクルマ。メル・ギブスン主演のマッドマックスでマックスの乗っていたのが、こちらのインターセプター。
スーパーチャージャーも回ります。
 満遍なく人気のデロリアンを始め、やはりムービーカーと言われる映画やドラマの劇中で使用された車両は人気が高い。通りでは様々にカメラやスマホを構える会社や買い物帰りの方々始め若い女性が興味津々で眺めていました。

街ゆく人は犯罪者⁉ 一度は逮捕されたい人たちでいっぱい

和田氏が持ち込んで来ていたのは、シボレーのポリスカー。コレ、なんと本物のパトカーです。アメリカの警察で実際に使われていた車両を払い下げてもらい輸入したのだとか。途中の苦労やハードルが物凄く高かったのではないかとつい想像してしまう。普段、こうした車両たちはプレミア試写会等の宣伝にゲストとともに現れたりと活躍をしています。

 そんなアメリカの本物のパトカーですから、後部座席は犯人を逮捕拘留するための格子があります。中に入りドアを閉めると「逮捕」の状態。街行く人々が興味半分で近づくと「NEXT!」とドアの向こうに入れられてしまいます。
 
 本物ならどうしようと慌てるシーンですが、皆さん逮捕されたにもかかわらず笑顔で拘留されています。この日は仕事帰りのOLや若いカップル、中にはオーストラリアから旅行に来たという女の子たちが、「逮捕」されていました。
ポリスカー シボレー
NEXT!と興味を以って恐る恐る近づく人たちを次々と乗せるW氏。カメラやスマホでその姿を撮ってあげるサービスぶりでした。
東京ミチテラス
東京ミチテラス
 通りすがりの買いもの客であるご婦人方も人生で逮捕なんて早々あるものじゃないからと、次々に逮捕されその罪状も「無駄遣い」「食べすぎ」などと言い渡されて笑いを誘っていました。
シボレー ポリスカー
 夜の丸の内に現れたクルマのパレード、クルマにあまり親しみのないはずの人でさえ楽しませる力がまだまだクルマにはありました。丸の内イルミネーションな期間中は現れる予定というこのクルマたち、イベント終了の2月まで十分楽しめそうです。

 「NEXT!]と誘われるままに笑顔でパトカーに吸い込まれる人々を見ながら絵描きは次の旅へと向かいます。

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